Apollo
アポロ「インテンサ エモツィオーネ」:230万ユーロ(約2億9,000万円)
アポロ インテンサ エモツィオーネは、最も美しいスーパーカーでは決してない。スタイルは極端に前下がりで、あちこちに尖ったパネルやストレーキが取り付けられており、名前も陳腐だ。しかし、そんな難点を見過ごせるほど素晴らしいエンジンが搭載されている。その6.3リッター自然吸気V12エンジンは最高出力780hp、最大トルク760Nmを発生し、最大9,000rpmまで回る。これは強烈(インテンサ)だ。感情を揺さぶられるほど強烈(インテンサ エモツィオーネ)だ。こんな名前でも許される訳である。


ブラバム「BT62」:100万ポンド(約1億4,000万円)
ブラバム BT62は、最高出力710psと最大トルク667Nmを自然吸気で発生する5.4リッターV8エンジンを搭載。しかも乾燥重量972kgと極めて軽量だ。だが、BT62にはもっと注目すべき点がある。それはかつてF1の名門コンストラクターとして知られたレースの伝統だ。そして約1億4,000万円という価格はアポロよりずっと安い。難点はサーキット専用車なので公道を走れないことである。



ヘネシー「ヴェノム GT」:95万ドル(約1億400万円)
このリストに挙げたクルマのほとんどが欧州製だが、負けん気の強い米国の挑戦者も入れておく必要があるだろう。ヘネシー「ヴェノム GT」は、ロータス「エリーゼ」を引き延ばしただけのように見えるが、そこに秘めたエンジンは最高出力1,000~1,400hpを発生する(個体によって異なる)。ブガッティ「ヴェイロン」の驚異的な速さに対抗できる数少ないクルマの1つだ。最高速度テストではロードスターが265mph(約426km/h)、ハードトップが270mph(約435km/h)を記録した。95万ドルというのは発売当初の価格で、それからエンジンのパワーと共に引き上げられ、最終モデルは120万ドル(約1億3,200万円)となっていた。既に完売済みだが買いそびれた人もがっかりすることはない。ヘネシーは間もなく最高速度500km/hを目指して開発中の「ヴェノム F5」と呼ばれる新型車を発売する。


GT-R50
日産「GT-R50 by Italdesign」:99万ユーロ(約1億2,500万円)
これがAutoblog日本版としては最後の記事なのに、日本車が1台も入っていないのは寂しい。しかし、日本車に1億円超えのクルマなんて...と思ったらありました。"ゴジラ"のニックネームで世界中にその名を轟かせた日産「GT-R」の50周年を記念して、一足先に50周年を迎えたイタリアの有名カロッツェリア、イタルデザインがボディを作り替えた「GT-R50 by Italdesign」と呼ばれるクルマです。その価格は税別で99万ユーロ。日本円に換算すると約1億2,500万円と、見事に"1億超えスーパーカー"の仲間入り。エンジンはかつてニュルブルクリンクで量産車最速タイムを記録した「GT-R NISMO」の3.8リッターV6ツインターボをベースに、更なる改良を加えて最高出力720ps、最大トルク780Nmを発揮。50周年に因んで世界限定50台のみが、日産の栃木工場ではなく、イタリアにあるイタルデザインの工房で製作されます。ちなみに内外装のデザインを担当したのはジョルジェット・ジウジアーロ氏が離れたイタルデザインではなく、英国ロンドンの日産デザインヨーロッパと、米国サンディエゴの日産デザインアメリカだとか。性能はともかく、既に生産台数100台を超えているブガッティ「シロン」や、500台限定のマクラーレン「セナ」よりレアなクルマであることは確かです。


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