5ドアになったホンダ「アーバン EV」市販モデルのテスト車両を欧州で目撃! 
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ホンダは今年初め、キュートな小型電気自動車「アーバン EV コンセプト」を市販化すると発表した。2017年のフランクフルト・モーターショーで初公開されたこのレトロ・スタイルのコンセプトカーは、ミニマリスティックなルックスが魅力的だったが、市販化となるとそれが現実世界で求められる必需品によって台無しにされるのではないかと我々は危惧した。実際に発売されるまでの期間に、何が残されて何が取り除かれ、何が付け加えられるのかと気がかりだった。

欧州で目撃されたテスト車両の写真を見ると、外観から判別できるコンセプトとの最大の違いは、後部座席用ドアが追加されていることだ。これは同車が必ずしも5ドア・ハッチバックとしてのみ販売されるという意味ではないが、3ドアのテスト車が新たに目撃されるまで、コンセプトの魅力的なプジョー「205」スタイルのウインドウ・ラインは変更されると思っておくべきだろう。また、フロント・ドアを見るとドアノブらしきものがBピラーの下あたりにあるのが確認できる。コンセプトに採用されていた前開きのドアも、市販モデルでは一般的な前方ヒンジのドアに改められる可能性が高い。

フロントやリアはカモフラージュの下にコンセプトの面影が色濃く残っていることが期待できる。前後ともLEDを使った丸型のライトが装備されており、コンセプトの個性的な顔も保たれるようだ。リアにはワイパーやハイマウント・ストップランプのような現実的な装備が追加されているが、興味深いことに一般的なサイドミラーの類は付け加えておらず、代わりにアウディ「e-tron」のようなカメラがコンセプトと同様に装着されている。ボンネットはクラムシェル型に変更されているが、おそらくコンセプトにも見られたダクトが備わると思われる。

アーバンEVの市販モデルは2019年3月のジュネーブ・モーターショーで発表され、同年半ばに生産が始まる見込みだ。ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド(ホンダUK)のフィリップ・ロス上級副社長によれば、欧州市場では2019年の早い時期に受注が開始される予定だという。このまま計画通りに発売に漕ぎ着ければ、コンセプトから市販化までのスケジュールは賞賛に値するほど迅速に進んだということになるだろう。


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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