【特集】Autoblog編集スタッフが各自1台ずつ選んだ「2018年に乗った最も残念なクルマ」【前編】
市場から撤退してほしいクルマ
Autoblog編集部のスタッフは今年も多くのクルマに試乗した。それらの中から各自が最も気に入ったクルマは先ほど2回に分けてご紹介したとおり。反対に一刻も早く降りて返却したくなったクルマもある。年末年始の休暇中にその存在を記憶から消し去ってしまいたい残念なクルマたちのことも、参考までに皆さんにお伝えしておこう。

米国版Autoblog編集者が選ぶ2018年残念だったクルマ Part 2
2018年型スマート「フォーツー エレクトリックドライブ(ED)」
最近市場で販売されているクルマには本当に悪いものはないと誰かが言うのを聞いたことがあるかもしれない。そんな間違った発言をする人に、今度会ったときのために答えを用意することは実に簡単だ。スマート フォーツー エレクトリックドライブ(ED)と言えばいい。

決して良いとは言えないクルマにも、その欠点を補うような側面はあるものだ。このフォーツーEDも、狭い都市部で運転が苦にならない取り回しの良さと、どんなところでも駐車できるという長所を持ち合わせている。しかし、このクルマの魅力を語るならそれで終わりだ。逆に"最悪なクルマ"として挙げる理由はいっぱいある。2人しか乗れず荷室も非常に狭い。動力性能は絶望的に遅く、舗装が荒れた道路では激しく跳ねる。そして、それらの点でスマートを大きく上回る他の電気自動車と比べて、価格はそれほど安いわけでもない。

もう1つ良い点があった。フル充電で58マイル(約93km)の走行が可能だ。短いって? いや、このクルマでそんな距離を運転する気にはなれないはずだ。(Jeremy Korzeniewski コンシューマー・エディター)


Autoblog's Least Favorite Cars of 2018
2018年型シボレー「マリブRS」
ミッドサイズのセグメントで、これは「スポーティ」と言えるクルマだろうか? 「RS」はスポーツ仕様ということなのだが、マリブRSは"楽しさ"とは対極にあるクルマである。搭載されている1.5リッター・ターボ・エンジンは必要十分(だが、決してそれ以上ではない)で、トランスミッションはCVT。RSには2.0リッター・ターボと9速ATの組み合わせが用意されないことも残念な理由だ。加えてその見栄えの悪いグリルは、このクルマがハロウィンでヒゲクジラの仮装をしているのかと思う。不機嫌になるほどではないが、印象に残るものがほとんどない。マリブRSに乗車してすぐに感じるごく普通の快適さは、いつの間にか感じなくなってしまう。それはまるで、長く居座ってしまい家人から無言で帰れと催促されている客になったような感覚だ。(Alex Kierstein 編集主任)


Autoblog's Least Favorite Cars of 2018
2018年型シボレー「トラックス」
この哀れなシボレー トラックスほど悲しいクルマは見たことがない。見た目もドライブ感も、活気がなくてぼんやりしている印象だ。ありがたいことに、シボレーはもっとずっとシャープなデザインになる次期型トラックスの発表を準備中らしい。これは朗報だ。この形ばかりのクロスオーバー車がディーラーから姿を消すのは早ければ早いほど良い。このセグメントにはヒュンダイが「コナ」という正解を送り込み、マツダは「CX-3」で信頼のおける小型SUVを運転するというのはこういうことだと手本を示している。トラックスの燃費は基準以下、ハンドリングはだらしなく、加速も中途半端で運転すると鈍重に感じられる。このサイズのクルマが欲しければ、車高を上げていないごく普通のハッチバックをお薦めする。(Zac Palmer 編集補佐)


By AUTOBLOG STAFF
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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【特集】Autoblog編集スタッフが各自1台ずつ選んだ「2018年に乗った最も残念なクルマ」【後編】


【特集】Autoblog編集スタッフが各自1台ずつ選んだ「2018年に乗った最も素晴らしいクルマ」【前編】

【特集】Autoblog編集スタッフが各自1台ずつ選んだ「2018年に乗った最も素晴らしいクルマ」【後編】

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