ポルシェ初の市販電気自動車は「タイカン」「タイカン 4S」「タイカン ターボ」の3モデル展開で、価格は約1,000万円台前半から
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ポルシェ初の市販電気自動車(EV)となる「タイカン」(当初の呼称は「ミッションE」)の発売が待たれるなか、予約手付金の受付が始まっている。購入希望者の1人であり、自動車情報メディア『The Drive』の寄稿者でもあるアレックス・ロイ氏が、米国ポルシェの"ブランド・アンバサダー"から入手したというタイカンの価格と正式名称について最新情報をシェアした。それによると、「タイカン」「タイカン4S」「タイカン ターボ」という3つのグレードが用意され、価格はベース・モデルが9万ドル(約1,000万円)台前半になるという。

そう、お気付きのとおり、ターボチャージャーを搭載していないはずのEVに「ターボ」という名称が使われているのだ。

予約手付金の支払いにあたってポルシェのサイトで登録を行ったあと(登録ページはこちら)、ロイ氏は以下の返信を受け取った。

(ポルシェからのメッセージ抄訳)
お問い合わせ、ありがとうございます。タイカンの発売は1年後を予定しております。ポルシェは「タイカン」「タイカン 4S」「タイカン ターボ」という3つのモデルを用意し、価格はそれぞれ9万ドル台前半~、9万ドル台後半~、13万ドル(1,430万円)~となる予定です(オプション別)。ご予約は前金2,500ドル(約28万円)にて承り中です。

(アレックス・ロイ氏のツイート)
タイカンのパフォーマンス・バージョンには、「ターボ」という名称が付けられるようだ。内燃エンジン搭載モデルの命名法則を適用するのは、顧客をEVに転換させるための戦略の1つだろう。

ポルシェは以前、タイカンの価格帯をテスラ「モデルS」同等にすると発言し、その後「カイエン」と「パナメーラ」の中間にあたる9万ドル(約1,000万円)台前半になるだろうと予告していた。また、ポルシェは「ターボ・チャージング・ネットワーク」と呼ばれる高速充電スポットの計画について言及することで、「ターボ」という名称を使用する可能性(妥当性)も示唆していた。

現時点で明らかになっているラインアップは、上記のようにタイカン、タイカン 4S、タイカン ターボの3グレードだが、ポルシェのルッツ・メシュケCFOは今年、より高性能な「タイカン ターボS」のようなモデルを23万ドル(約2,500万円)程度で追加したいと語っている。タイカンが「911」をはじめとする内燃エンジン搭載モデルのグレード名を流用することは分かった。ということは、まだ他にも「GTS」や「T」など、この命名法に則った派生モデルが、今後さらに投入されるかもしれない。


By JOHN BELTZ SNYDER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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