【噂】ランボルギーニ、「暗闇で光る」限定生産ハイブリッド・ハイパーカーを2019年に発表!?
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ランボルギーニからハイブリッドとなる「アヴェンタドール」の後継モデルが2020年から2022年の間に発売されることは周知の通りだ。だが、削除されたインスタグラムの投稿と噂の断片から推測すると、その前に電動モーター付きV12エンジンを搭載するコードネーム「LB48H」と名付けられた限定生産のハイパーカーが、2019年に登場するらしい。英国の自動車メディア『Autocar』によると、その価格は200万ポンド(約2億8,000万円)程になるという。しかしこのクルマに関しては奇妙な情報もある。米国の自動車雑誌『Road & Track』は"ランボルギーニの計画に詳しい筋"の発言として、LB48Hは「暗闇で光る」と報じているのだ。

この情報筋は詳細を述べていないので、『Road & Track』もこれが何を意味するのかは分かっていない。確かに2017年に発表された「テルツォ・ミッレニオ」コンセプト(画像)には、映画『トロン』のような光の芸術が備わっていることが、ランボルギーニの公開したビデオを観ると分かる。ホイールとエンジン・ルームが光り、フロント・フェンダーにはイタリア国旗のイルミネーションが施され、センターラインはLEDのパイピングで装飾されている。しかし、ライトは"暗闇で光る"という言葉の定義には当てはまらない。LB48Hが本当に発光する素材あるいは機能を外装に採用しているのであれば、ハイパーカーの新たな章が始まるということになる。

疑問はもう1つある。LB48Hはその翌年以降に登場する量産モデルのスーパーカーとどのような関連があるのだろうか。同社のR&Dの責任者は現在のバッテリーの重さに不満を持っていることを認めており、アヴェンタドール後継のハイブリッドV12フラッグシップ・モデルについて理想的なのは約150~200kgの追加で済むことだと述べている。

LB48Hにはバッテリーの代わりに、軽量化を実現するだけでなく未来の技術の可能性を示すスーパーキャパシタが使われると考えられていた。完全電気自動車のテルツォ・ミッレニオには、ランボルギーニがマサチューセッツ工科大学(MIT)と共同開発した初期段階のスーパーキャパシタの技術が採用されている。この技術の長所はバッテリーに比べて小型軽量であること、寿命が長いこと、急速な充放電性能、そして放電とエネルギーの回収を同時にできることだ。短所はリチウムイオン・バッテリーに比べてエネルギー密度が低いことである。よってLB48Hではスーパーキャパシタとバッテリーの両方を搭載し、最高出力800psのV12エンジンをアシストする50psの電気モーターを動かす可能性がある。

だが、量産モデルの方にはもっと平凡な技術が使われると予想される。ランボルギーニは、将来的に電気自動車のみに通行を制限する世界各地の都市を見据えている。これらの都市部を通行するためには、電気のみで最低50km程度の距離を走れることが求められる。ハイブリッドをエンジンから切り離すレイアウトも検討されているようだ。電気モーターをフロントに搭載して前輪を駆動させれば、プロペラシャフトが不要になり、従来の4輪駆動システムよりも前輪に駆動力を送るレスポンスとトルクベクタリングの反応が鋭くなる。しかし、この方式ではフロントにトランスミッションがなければ、同社のクルマに必要な超高速走行時に効率が悪くなる。もう1つの選択肢は、エンジンとトランスミッションの間にモーターを搭載する伝統的なハイブリッドのレイアウトだ。

ランボルギーニは既に今年6月、見込み客を集めてLB48Hを公開したと言われている。発光するカーボンファイバー・ボディのハイパーカーを、我々も間もなく目にすることができるだろう。


By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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