GM版トヨタ「スプリンター」!? 4A-GEエンジンを積むジオ「プリズム」を廃車置場で発見
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GMトヨタの合弁会社であるNUMMIが製造していたジオ「プリズム」は、頑丈だが面白さに欠けるGMバージョンのトヨタ「カローラ」と捉えられていた。しかし、同車には「GSi」と呼ばれる純正の高性能バージョンも存在していたことを、もはや覚えている人は少ないかもしれない。そもそも販売された数も少なかったはずだ。しかし、筆者はこのシリーズのために何か面白いクルマはないかと各地の廃車置場を歩き回っている時、常にこのクルマを探していた。写真はデンバーで発見した1991年型のプリズム GSiだ。


走行距離計はなんと27万2,326マイル(約43万8,266km)。これはカローラであっても素晴らしい数字だ。


シートをご覧頂きたい。それほど走行距離の多いクルマとは思えない。


エンジンは、1991年型「カローラ GT-S」に搭載されていたのと同じ、1.6リッター直列4気筒ツインカム16バルブの「4A-GE」で、最高出力130hpを発揮した。さらに、GSiグレードには、4輪ディスクブレーキ、スポーティなサスペンション、アルミホイールが標準装備されていた。


筆者は何年もの間、廃車置場でプリズム GSiを探し続けていたが、見つかったのはこの個体を含めて僅か2台だけだ(この1990年型以来となる)。


このプリズムが製造されていたNUMMI(ニュー・ユナイテッド・モーター・マニュファクチャリング)のカリフォルニア州フリーモント工場では、現在テスラのクルマが生産されている


プリズムは、日本市場のトヨタ「スプリンター」をベースにしていたため、同時代に米国で販売されていたカローラとは異なっていた。GMは1997年にジオのブランドを廃止したが、プリズムはシボレーのバッジを付けて2002年まで販売が継続された。


By MURILEE MARTIN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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