【ビデオ】ドイツのノヴィテックが、マクラーレン「720S」を806馬力にチューンした「720S N-Largo」を発表!
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もしもクルマの製造におけるカーボンファイバーの使用量を基準に炭素税というものが課せられていたとしたら、高性能車のチューニングを手掛けるノヴィテック・グループ(NOVITEC GROUP)は、その最新の作品で高い税金を支払わなければならなかっただろう。ノヴィテックは既に素晴らしい性能のスーパーカー、マクラーレン「720S」に、スタイリング・キット、パフォーマンス・アップグレード、サスペンション・アジャストメントの全てを施したノヴィテック・マクラーレン「720S N-Largo」を発表した。

ドイツに本拠を置くノヴィテックは、フェラーリランボルギーニロールス・ロイスマセラティテスラマクラーレンなど一流のパフォーマンスカーやラグジュアリーカーのチューニングで有名だ。これまで同社は、マクラーレンのクルマでは「540C」「570S」「570GT」、そして今回と同じ720Sも手掛けた実績がある。しかし、この新たに製作されたマシンは、以前のさりげなく改造されたものよりも、独断的な主張が前面に押し出されている。

製造台数わずか15台の720S N-Largoには、マクラーレン「セナ」に似たルックスが与えられた。モールデッド・カーボンファイバーで作り替えられたボディは、ベース車のソフトで上品なラインが消え、より攻撃的な姿となった。スポーツ・スプリングによって車高は35mm落とすことが可能になり、ピレリ「P Zero」タイヤを履いた前20インチ、後21インチのVossen「MC2」センターロック式鋳造ホイールを装着する。

Novitec McLaren 720s N-Largo
ノヴィテックによれば、スタイリング・キットは実用性を無視したものではなく、720Sを凄まじいパフォーマンス・カーに仕立て上げるために、空力と冷却性が考慮されているという。さらにダウンフォースを増加させるため、リアの格納式スポイラーにはエアフォイルが追加されている。しかもバンパーやワイドなフェンダーは、マクラーレンのオリジナル・パーツとそっくり交換して装着することが可能であるため、オリジナルの固定位置にしっかりとボルトでシャシーに留められているそうだ。

そして何よりも重要なのは、ノヴィテックが720Sにレベルの異なる3つのパフォーマンス・チューンを施したことだろう。ECUに接続してエンジンを電子制御するノヴィテックの「N-TRONIC」コントロール・ユニットに加え、最もパワフルな「STAGE 2」の仕様ではパフォーマンス・エキゾーストも装着され、マクラーレンの4.0リッターV8ツインターボ・エンジン を最高出力720ps/7,500rpm、最大トルク770Nm/6,000rpmから、それぞれ806ps/6,700rpm(より低回転で高出力を発生することに注目)、878Nm/6,300rpmにまで高める。これにより0-100km/hは2.9秒から2.7秒に、0-200km/hは7.8秒から7.5秒に短縮され、最高速度は341km/hから346km/hに向上した。

価格や発売時期については明らかにされていないが、もう1つ皆さんにお伝えできる情報がある。それはノヴィテックが既にマクラーレン「600LT」の彼らなりの新解釈に着手しているということだ。おそらく、720S以上に大袈裟な自慢が聞けることだろう。



By TONY MARKOVICH
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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