【LAオートショー2018】トヨタ「プリウス」がフェイスリフト! 米国にも全輪駆動モデルを導入
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トヨタは現在開催中のLAオートショーで、フェイスリフトを受けた2019年モデルの「プリウス」を公開した。外観がリフレッシュされ、2色のカラーが新たに加わり、トリム・レベルの名称と装備がわずかに見直されたが、最も重要なニュースは「AWD-e」と呼ばれる全輪駆動モデルを米国にも導入したことだ。このAWD-e搭載モデルは将来的に米国における売り上げの25%を占めるとトヨタは見込んでいる。

既に導入済みの日本では「E-Four」と呼ばれているこのAWD-eシステムは、後輪を独立して駆動する電気モーターを追加することで、センターディファレンシャルの類を必要とせずに、優れたトラクションと安定性をもたらす。このシステムは0~6mph(約10km/h)で自動的に、また必要に応じて43mph(約69km/h)までの範囲で作動。それ以外の速度では、このユニットはエネルギーを温存するために解除される。こうした結果、AWD-e搭載プリウスの燃費は、市街地52mpg(約22.1km/L)、高速道路48mpg(約20.41km/L)、複合50mpg(約21.26km/L)と評価される。参考までに挙げると、前輪駆動の2019年型プリウスは、最も燃費に優れる「L Eco」トリムが市街地58mgp(約24.66km/L)、高速道路53mpg(約22.53km/L)、複合56mpg(約23.81km/L)、その他のモデルは市街地54mpg(約22.96km/L)、高速道路50mpg(約21.26km/L)、複合52mpg(約22.11km/L)となっている。

2019 Toyota Prius AWD-e
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全輪駆動のプリウスに採用されるバッテリーは、その他の現行ラインアップに使われているリチウムイオン・パックとは異なる。同モデルは米国の北部地帯で購入される傾向が強いことから、AWD-eでは寒冷下での性能を向上させた新開発のニッケル水素電池(NiMH)が採用されている。このバッテリーパックは後部の座席下に設置されるが、最大約1,855リットルの荷室容量に影響はない。

これまで「One」「Two」「Three」と数字が使われていたトリムの名称は、「L Eco」「LE」「XLE」「Limited」に変更された。AWD-eはLEとXLEで選択できる。

2019 Toyota Prius AWD-e
2019年モデルのプリウスは外観にも変更が施された。最も大きな変更点はフロント部分で、ヘッドライトは下側が角張った流線形になり、周辺のボディワークとの一体感がわずかに増している。テールライトも従来の大胆に角ばった形からよりオーソドックスな形状に変わり、真後ろから見ると長方形のランプがトランクの両端から伸びた水平のブレーキランプによって強調されている。全体的に見れば変更点はそれほど多くないものの、今回のフェイスリフトによって、これまでより一般受けするルックスになったと言えるだろう。トヨタは2019年モデルのボディ・カラーにスーパーソニック・レッドとエレクトリックストーム・ブルーという2つの新色を用意した。ハイブリッドのパワートレインは、お馴染みの1.8リッター直列4気筒ガソリン・エンジンに電気モーターと無段変速機を組み合わせたものだ。


By JOHN BELTZ SNYDER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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