【LAオートショー2018】フィアット、マイナーチェンジした「500X」の米国仕様を公開! クラス最大トルクの1.3リッター・エンジンを搭載
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フィアットは現在開催中のLAオートショーで、マイナーチェンジを受けた「500X」 の米国仕様車を公開した。今年8月に発表された欧州仕様の500Xとは僅かに異なり、米国では新開発の1.3リッター直列4気筒直噴ターボ・エンジンが搭載され、最高出力177hpと、そしてトルクはクラス最大の29.0kgmを発生する。この数値は欧州向けの1.3リッターや1.4リッター・エンジンを上回り、従来の2.4リッター「タイガーシャーク」エンジンの180hpと24.2kgmに匹敵するほどだ。この新型エンジンには、スタート&ストップシステムと第3世代に進化したFCAの「マルチエア」システムが採用されている。マルチエアは、吸気バルブの開度とタイミングを連続的に制御して排ガスをリサイクルし、パワーと燃費を向上させ、CO2削減を実現している。

さらに2019年モデルの500Xには、米国のトレンドまで反映されており、マニュアル・トランスミッションの設定はなく、電子制御の9速オートマチックのみとなる(シフトノブの形状に騙されてはいけない)。前輪駆動モデルも廃止され、米国では4輪駆動が標準となった。ドライビング・モードは基本の「オート」、パフォーマンス重視の「スポーツ」、そして滑りやすい路面で低速時のトラクションを最大化する「トラクション+」の3種類に切り替えることができる。

エクステリアに関して言えば、基本的な部分は変わらず、新しいLEDヘッドライトとテールライトが採用され、キャラクターラインのシャープさが増し、前後フェイシアが刷新された。米国仕様は、グリル周囲に樹脂製のクラッディング・パネルが装着されており、リアも同様の形にデザインされている。ホイールは「ポップ」と「トレッキング」トリムではシルバーの17インチ、「トレッキング・プラス」は機械加工仕上げのマットブラックの17インチが標準で、両トリムともに機械加工仕上げのマット・アンスラサイトの18インチがオプションで用意される。ボディ・カラーにはイタリア・ブルー、ヴィブランテ・グリーン、ミラノ・アイボリーの3色が新たに設定された。

2019 Fiat 500X Trekking Plus
インテリアもリフリッシュされ、シート・ファブリック、インストゥルメント・クラスター、オーディオ操作用ボタンを備えるステアリング・ホイールが新しくなった。標準装備の7インチ・タッチスクリーンにはApple CarPlayやAndroid Autoに対応した「Uconnect4」システムが搭載されており、ブルートゥース機能も搭載されている。

安全機能については、ブラインドスポットモニター、リアクロスパスディテクション、スクリーンに車幅線も表示するリアパーキングカメラなどが搭載されている。アダプティブクルーズコントロールはオプション設定となる。

米国仕様の500Xの発売価格は、輸送費込みで25,785ドル(約290万円)からとなっており、2019年春頃に発売される予定だ。


By SVEN GUSTAFSON
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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