【噂】フェラーリ「812 スーパーファスト」に来年ロードスターが登場か?
Related Gallery:2018 Ferrari 812 Superfast: First Drive

我々はこの噂にマーカーで印を付けておき、未来の出来事と比較したいと思う。数週間前、「Monza SP1」と「Monza SP2」の公開を予測した掲示板サイト『Ferrari Chat』に、フェラーリの専門家マルセル・マッシーニ氏が(「ポルトフィーノ」と同じような開閉式ルーフを装備した)「812S スパイダーが登場するまで待とう」と書き込みをした。マッシーニ氏がどこでこの情報を得たのか分からないが、彼は確信を持っている。スイスを拠点とするマッシーニは「世界有数のフェラーリの歴史家」と呼ばれており、35年以上にわたり、このイタリアの自動車メーカーについて書籍や記事を執筆している。現存する「250 GTO」全39台の所在を知る彼は、2014年に6,300万ドル(現在のレートで約71億4,000万円)で売りに出されたGTOに関する来歴の偽りを暴いたこともある。

もし「812 スーパーファスト」のコンバーチブルが実現に向かっているなら、問題はそれが極めて少数生産の限定モデルになるかどうかだ。近年、フェラーリはV12エンジンを搭載するコンバーチブルを台数限定で市販している。直近では「F12 ベルリネッタ」をベースとした「F60 アメリカ」が2014年に登場した。このモデルは10台のみが製造され、全て米国に向けて販売された。その前には2010年に「599」のコンバーチブルとして「SAアペルタ」を80台限定で製造。2005年に発表された「575M マラネロ」ベースの「スーパーアメリカ」は599台限定生産で、同社初の電動開閉式ルーフが採用された。2002年にはピニンファリーナの創業70周年記念モデルとして「550 バルケッタ・ピニンファリーナ」が488台限定で生産されている。それ以前のV12ドロップトップは、1969年から1973年まで製造された「デイトナ・スパイダー」の通称で知られる「365 GTS4」まで遡らなければならない。

ルーフのメカニズムについては、このクルマを実際に目撃したという別の投稿者によれば、ミッドエンジンの「488 スパイダー」のような格納式ハードトップを採用していたという。ポルトフィーノでは、リアのデッキリッド全体が開き、ルーフとリア部分が2つに分かれ、ルーフは外面が上になった状態でトランクに格納される。一方、488のルーフも2つに分かれるが、Bピラーの先端にあるヒンジを支点にルーフ部分が180度反転し、裏返しになったルーフがエンジンの上に収まる。フロント・エンジンのモデルで488のように開閉するルーフとなると、575 スーパーアメリカを思い浮かべる。これはガラスルーフとリア・ウィンドウが一体になっており、Bピラーを軸にルーフが反転する。オープントップの状態では、ルーフの裏側が露出した状態になる。ちなみにこのルーフ機構を設計したのは、365 GTS4をデザインしたレオナルド・フィオラヴァンティ氏だ。

フォーラムに書き込んでいる別のメンバーは、812S スパイダーを予約しようとしたが、ディーラーはこのクルマについて何も知らなかったという。それは驚くことではない。

フォーラムで「gt_lusso」と名乗る人物は、812S スパイダーが12ヶ月以内に登場すると書いている。なお、彼にそのことを教えた「非常に信頼できる情報筋」は、来年デビューする488の後継モデルがV6ではなくハイブリッドのV8ツインターボを採用するとか、フェラーリではV8モデルの下に位置するV6エンジン搭載の新しいモデルを開発中で、それはもっとビンテージ・モデルにインスパイアされたデザインになるという話も語ったという。


By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

■関連記事
フェラーリ北米進出60周年記念イベントで特別限定モデル「F60アメリカ」がお披露目!

フェラーリ599のコンバーチブル「SAアペルタ」がパリでデビュー!

NYの不動産王がオーダーしたフェラーリ「スーパーアメリカ 45」!

■関連動画