【ビデオ&フォト】トヨタ、新型「カローラ」のセダンを中国と米国で発表! 地域によって微妙に異なるデザインとパワートレイン
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トヨタは16日に開幕した広州国際モーターショーで、新型「カローラ」のセダンを世界初公開。やや遅れてその北米仕様も米国で発表された。日本では2019年内の発売が予定されている。

1966年に発売された初代から数えると12代目にあたる新型カローラは、今年3月にまずニューヨーク国際オートショーで5ドア・ハッチバックが登場。続いて9月には欧州でワゴン・スタイルの「カローラ ツーリング スポーツ」が発表され、そして最も長い伝統を持つ4ドア・セダンは中国で初公開となった。いずれもTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)と呼ばれる最新プラットフォームの中でも「プリウス」や「C-HR」、そしてレクサスUX」と同じ「GA-C」プラットフォームを共有する。

Toyota Corolla
中国で公開された4ドア・セダンには、エクステリアのデザインなど微妙に異なる2タイプがあり、トヨタによれば「堂々とした上級感を表現したプレステージ・モデル」と「アクティブさを強調したスポーティ・モデル」に分けられる。中国では前者が単に「カローラ」を名乗り、後者には「レビン」の名前が与えられる。

Toyota Corolla
カローラは水平基調のグリルと、左右のヘッドライトから中央のエンブレムに向かって伸びるクロームのアクセントを備え、フロント・バンパー両側に開けられた縦型のスリット(に見えるけれど実際は開いていないと思われる)もクロームで縁取られる。一方のレビンは六角形のメッシュ・グリルをクロームで囲み、フロント・マスクの左右をアグレッシブに強調するヘッドライトとバンパーの造形が特徴的。リアもテールライト、トランクリッド、バンパーが両モデルで僅かに異なる。カローラはフロントを反復したクロームのガーニッシュで上質感を演出し、レビンはバンパー下部をブラックアウトして躍動感を主張するといったところか。日本や北米にはスポーティ・モデル、欧州はプレステージ・モデルをベースに、各地域の道路環境や顧客に合わせた仕様が導入されるという。

Toyota Corolla
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中国から僅かに遅れて発表された米国仕様モデルを見ると、エクステリアのディテールが中国仕様のレビンとは少なからず異なることが確認できる。ハイブリッドの中国仕様が控えめな下向きのエキゾーストを採用するのに対し、最高出力169hpの2.0リッター自然吸気「ダイナミックフォース」エンジンを搭載する米国仕様には勇ましい2本出しのテールパイプが備わる。トランスミッションは仮想的な10速マニュアル・モードを備えるCVTと6速マニュアルが、米国ではセダンにも用意される。

Toyota Corolla
全長4,640mm × 全幅1,780mm × 全高1,435mmというサイズ(数値は広州国際モーターショー展示車)は、間もなく先代となる日本仕様の「カローラ アクシオ」よりも240mm長く、85mm幅広く、25mm低い。ホイールベースも100mm長く、2,700mmとなる。日本仕様の現行型「カローラ スポーツ」と比べると、全長は265mm、ホイールベースは60mm長く、全幅は10mm狭い。なお、中国で展示されている車両の全高1,435mmはあくまでも参考値。少なくとも日本で販売される市販モデルではハッチバックの1,460mmと同等になることも考えられる。

Toyota Corolla
インテリアの装備や細部は各地域ごとの仕様・グレードによって異なるが、基本的にハッチバックとほぼ共通と見てよいだろう。ただし、ホイールベースの拡大により後部座席の足元が広くなっていることは期待できる。中国では「トヨタコネクティッド」と呼ばれる車載通信システムおよびサービスを全グレードに設定。米国仕様はApple CarPlayやAmazon Alexaとの連携をはじめとする様々なコネクティッド・マルチメディア機能を搭載し、欧州では事故や急病時にオペレータに接続して車両位置情報に基づき緊急車両を手配するサービスを利用できるという。

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日本では2019年に、北米仕様や中国のレビンと同様にスポーティ・モデルをベースにした専用仕様のセダンがワゴンと共に発売される予定だ。プラットフォームから一新されたことを印象づけたいこれらの新型に「アクシオ」や「フィールダー」の名称が引き継がれる見込みは薄いと思われる。ハッチバックにはマツダスバルに倣って"スポーツ"と名付けたトヨタが、セダンやワゴンに今度はどのようなネーミングを用意しているのかも気になるところ。











米国での発表会


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