キャデラックのミドシップ・ロードスター? 謎のキーの写真が流出
ゼネラルモーターズ(GM)は、「コルベット」のキャデラック・バージョンと言える兄弟車「XLR」を復活させるつもりなのか? だとすれば、今回はミドエンジンのコルベットをベースにする、ということだろうか? 

それが自動車情報サイト『THE DRIVE』に何者かが提供した、くさび形をしたキャデラックのキーの写真から想起される疑問だ。

このキーには車体後部のトランクだけでなく、フロントのトランクと思しき開閉ボタンも確認できる。つまり、ミドシップということだろう。車輪や車体のあちこちにモーターなどの電機部品が積まれている電気自動車のキーでない限り。さらにルーフを開閉するためのボタンもある。そしてこのキーに描かれたクルマの輪郭はコルベットに似ている。

Why does this Cadillac fob seem to be for a mid-engine roadster?
これら全てのことは非常に素敵な推測を生む。だが、キャデラックが、かつてのセダンを中心にしたラインアップの失敗から復活するための方法として、新型コンパクト・クロスオーバー「XT4」や現行モデルの「XT5」(日本名:XT5クロスオーバー)、そして今もどこかでテストしている3列シーターの「XT6」といったSUVの投入を考えていることは周知の事実だ。また、2003〜2009年の間に生産されていたXLRが売り上げのピークを迎えたのは2005年だったが、その販売台数は僅か3,730台に過ぎなかった。これはコルベットの10分の1程度だ。XLRのようなラグジュアリー・ロードスターの巨大市場が未開拓の状態でどこかに存在するとは想像し難い。そして、XLRの顧客層である裕福なシニアたちも永遠に現役でいてくれるわけではない。そのため、もしXLRが復活しても、それはキャデラックにとって"見込みのない救世主"のように見えるだろう。

今年に入ってから、GMのラグジュアリー・ブランドには多くのことが起きている。XT4がようやくデビューを果たし、社長が替わり、セダンのラインアップを縮小しつつ、「Vシリーズ」の拡大を図り、ニューヨークからデトロイトへ本社を再移転した。稼ぎ頭の「エスカレード」はリンカーンの素晴らしい新型「ナビゲーター」から直接攻撃を受け、半自動運転機能「スーパー・クルーズ」は優れたパフォーマンスが評価されている。さらに、ここでXLRを復活させるだろうか?

それでは、この写真のキーは一体何を意味するのか。『THE DRIVE』はこれが汎用のテストキーで、ボタンは必ずしも意味があるわけではないと推測する。あるいは、誰かが我々をからかうためにキャデラックのエンブレムを貼り付けただけかもしれない。皆さんはどのようにお考えになるだろうか?


By GREG RASA
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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