APTOPIX California Wildfires
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山火事は恐ろしい。これから紹介するビデオを見れば誰でも間違いなくそう思うはずだ。

8日に米国カリフォルニア州北部で発生した山火事は同州パラダイスの地域を現在も燃やし続けている。「キャンプ・ファイヤー」と名付けられたこの山火事は、伝えられるところによると、既に7万エーカー(約2万8,000ヘクタール)を焼失させ、現在も1分間にサッカー場80個分の広さを燃やす勢いでに広がっている(日本版編集部注:原文記事が書かれた9日現在)。当然、住民は避難を試みているが、その住民たちによって実際の地獄の中でクルマを運転するとはどういうことかがうかがえる動画が投稿されている。

I feel very vulnerable posting this but I feel I should. My hometown of Paradise is on fire. My family is evacuated and...

Posted by Brynn Parrott Chatfield on Thursday, November 8, 2018


最初の動画はホンダ「リッジライン」と思われるクルマの車中で撮影されたものだ。人生において経験する必要がないことを願わずにはいられない、現実離れした映像である。ブリン・パロット・チャットフィールドさんがこの動画を自身のFacebookに投稿すると、瞬く間に多くの人に共有された。火花を散らした炎が道路を横切り、風に煽られた煙はうねりを上げて吹き付けている。道路以外のありとあらゆるものが炎に飲み込まれているか焼き尽くされた後にくすぶっている状態だ。終わりがないかのように思われた次の瞬間、このクルマは炎の中から脱け出すことができた。



また、『ABC News』が公式Instagramに投稿した動画には、災害現場の恐ろしい様子が映されている。この動画ではカメラがクルマの上空を撮影しており、強い風に煽られた木々から枝が落下し上空では大惨事が起きている様子が記録されている。

山火事の中を運転して避難するのが簡単ではないことは明らかだ。ホンダ車に乗っていた家族は避難する道中でかろうじて動いているクルマや止まって動かなくなったクルマに何台も遭遇した。見ていて辛くなる映像だ。

先週、炎に見舞われたのはカリフォルニア北部だけではない。「ウールジー・ファイヤー(Woolsey Fire)」という別の山火事がロサンゼルスに近付いていたことから、マリブ市では9日の朝に避難命令が出された。悲しいことに、こうした状況は山火事の増加と共に頻繁に見られるようになった。『New York Times』はこのカリフォルニア北部の山火事によって、既に車内に閉じ込められた5人が死亡したと伝えている。住民が無事に避難して身の安全が確保されることを祈るばかりだ。


By ZAC PALMER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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