カルマ「レヴェーロ」にカリフォルニア州のビーチをテーマにした限定モデル「アリソ」が登場
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カルマ・オートモーティブから「レヴェーロ」を少しだけラグジュアリーにした「アリソ」と呼ばれるモデルが発表された。この名称は米国カリフォルニア州のアリソ・ビーチに由来しており、同車の内外装もそのビーチの美しさを表現している。

エクステリアにはカルマが「ラグーナ・パール」と呼ぶガラスフレークの層を持つホワイト塗料を使用し、キラキラ光る外見を実現している。カーボンファイバー製のホイールには、オレンジ色のブレーキ・キャリパーが標準装備され、砂浜のような色合いに少しのコントラストを添えている。

インテリアは、カルマが言うところの「サンド・カラー」というベージュで、他のレヴェーロにはない、赤みがかったバールウッドが至る所にあしらわれている。"Aliso"という文字のバッジを同車の様々な場所に見つけることができるが、通常のレヴェーロとの違いに関しては大体そんなところだ。カーボンファイバー製ホイールはかなりカッコいいが、アリソは単なる外観的なパッケージの一種と言える。

車両と特別仕様を合わせた価格は14万5,000ドル(約1,630万円)。パフォーマンスの数値が全く同じベース車のレヴェーロより1万5,000ドル(約170万円)も高額だ。ご存じない方のために説明すると、レヴェーロは、(オリジナルのフィスカー「カルマ」を基にした)プラグインハイブリッド車で、2基の電動モーターと2.0リッター・ガソリン・エンジンを搭載。最高出力403hpと最大トルク1330Nmを発揮し、0-60mph(約96.6km/h)を5.4秒で加速する。

ところで、ユニークなレヴェーロ・アリソにはすでに高額なベース車に上乗せして追加の金額を払う価値があるのだろうか? カルマは15台限定販売となるアリソの販売を11月から開始し12月末までと予定しているため、迷っている暇はないかもしれない。

このクルマのオリジナルをデザインしたヘンリック・フィスカーの話題についても触れておくと、我々が待ち望んでいるものは中国資本に買収されたカルマの特別仕様車よりも、むしろ彼が新たに立ち上げた新生フィスカー社が、昨年のCESで発表した全固体電池技術の方だ。フィスカーでは、その技術を搭載した電気自動車が2023年に登場するだろうと言っている。建設機械会社のキャタピラー社もこの技術には確信を持っているようで、フィスカーが開発に取り組む電化技術の将来的な利用に期待を込め、フィスカーに投資することを発表したばかりだ。


By ZAC PALMER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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