【ビデオ】アウディ「RS3」をベースにした電気自動車が、バック走行で最高速度210km/hを達成!
オランダの自動車メーカーであるDAFのクルマや、DAFが開発してボルボ・ブランドから「300」シリーズとして販売されたクルマについて、人々の記憶に残っていることが1つあるとすれば、DAFの「バリオマチック」と呼ばれるCVT(無断変速機)が、前進と同じ速さで後退走行も可能だったということだろう。これがオランダのザントフォールト・サーキットで開催されたバック走行レースなど、変わった偉業をもたらした。その時の様子を収めた映像には、多くのクルマが"後方の前輪"で舵を取り横転する様子が映っている。その後、日産「リーフ」などの電気自動車(EV)がバック走行による速度記録挑戦に使われたり、グッドウッド・サーキットでバック走行におけるラップ記録を競ったりしている。

リーフのパワーユニットは、前進でも後退でも92mph(約148km/h)の速度を達成できる(そのエアロダイナミクスは前進のみに特化したものと思われるが)。しかし、日産 リーフはバック走行最速のクルマというわけではない。自動車部品サプライヤのシェフラーがアウディRS3」をベースに4基のフォーミュラE用モーターを搭載した「4ePerformance 」と呼ばれるクルマでそれを証明した。この4ePerformanceは、最高出力1,180hpを発揮し、0-200km/hまでわずか7秒で加速できる。ポルシェランボルギーニを楽に凌ぐ速さだ。しかし、その真の凄さを示すのは、バック走行においても最高速度210km/hに達するという、まさに記録破りの性能だろう。

下の映像では、フォーミュラEドライバーのダニエル・アプト選手が、4ePerformanceの優れた能力を見せつける。映像の中で彼は、我々が後退時によくやるように、片手でステアリングを握り、もう片方の手をシートに伸ばして後方を確認しながら走行している訳ではない。両手でステアリングをしっかりと握り、ミラーを見ながら集中して後方に向かって走るのだ。少し不安な気持ちにさせられるものの、見る価値は十分にある映像だ。



By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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