18~24歳の若いドライバーは、30〜40歳代と比べ運転中に携帯電話を使用する人の割合が少ないことが米国の調査で明らかに
子供たちを責めてはいけない。ボルボカーUSAから依頼を受けた米国の調査機関ハリス・ポールが実施した調査によると、一番若くて新しい世代のドライバーたちは、運転中に携帯電話を使うことが少ない傾向にあることが分かった。現在18~24歳までの「Z世代」と呼ばれる回答者のうち、71%が運転中に携帯電話を使用すると認めたが、この数値は後期ベビーブーム世代(54歳〜59歳)の72%より若干少なく、ミレニアル世代(25~34歳)とX世代(35~45歳)の81%に比べ大幅に低い結果となった。

ちょうどZ世代の親に当たるX世代は、とりわけ興味深い。調査によると、同乗者の有無にかかわらず運転中に携帯電話を使用する割合が最も高いのは、18歳未満の子供を持つ親たちで、なんと62%もの親がクルマに子供を乗せている時に電話を使用することを認め、32%が頻繁に使用すると答えている。状況はどうあれ、運転中にモバイル機器によって最も注意が散漫になりやすいのは子育て中の親世代なのだ。また、初期ミレニアル世代が30代半ばにさしかかり子供を持つ年代を迎えつつあることを思えば(筆者も日々思い知らされているが)、ミレニアル世代も運転中に電話を使用する割合がX世代と同程度になることは意外ではないだろう。

Z世代が運転中にスマートフォンの使用を控える傾向にあることは確かに心強く、この世代は全体的にスマートフォンが自分の命を脅かす物だと認識していることが調査結果から分かった。その一方で、高齢となったベビーブーム世代がスマートフォンで非常に注意が散漫になっていることは大いは懸念される。現在のクルマの多くが自動的に事故を回避する技術を標準装備していることには感謝すべきだろう。



運転中における携帯電話の使用用途として最も多かったのは、全世代に共通して「通話」だった。さらに「テキスト・メッセージを読む」「電話をかける」が続いた。こうした行為を行う割合が他の世代と比べて最も高かったのはX世代で、ミレニアル世代では「テキスト・メッセージの送信」の割合が高かった。これらの行為の中で間違いなく最も注意が散漫になると思われる「ソーシャルメディアのチェック」では、35~45歳のX世代が他の世代を大きく凌ぐ。しかし、運転中に「ソーシャルメディアに投稿する」のはもう少し若い25~34歳のミレニアル世代が最も多い。

今回の調査でもう1点触れておくと、米国人の33%は極力注意が散漫にならないように黙って運転しているそうだ。スマートフォンの画面をチェックするのは、会社や家に着いてからにしよう(言うまでもないことだが...)。


By JAMES RISWICK
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

■関連記事
【ビデオ】携帯電話に気を取られて玉突き事故を起こしたトラック運転手の車載カメラ映像が公開

【ビデオ】両手で2台の携帯電話を使いながら高速道路を走っていた悪質なトラック運転手が捕まる

【ビデオ】フォルクスワーゲン、運転中に携帯電話を操作して事故を起こしたクルマのボディでiPhone用ケースを製作

■関連動画