約424万円で24kg軽量化! マクラーレンが「720S」に「トラックパック」を設定
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マクラーレン・オートモーティブは2年前、サーキット走行を好む「570S」のオーナーに向けて「トラックパック」を設定した。このオプションは570Sの車両重量を25kgほど軽量化することが可能で、同社によると購入者の10%以上がこれを選択しているという。今年初めにはオープントップ仕様の「570S スパイダー」にもこのトラックパックが用意され、電動格納式ルーフを装備することで増加し、パフォーマンスを鈍らせる車重を33kg削減した。皆さんがこの記事を読んでいる間にも、欧州では新型レースカー「720 GT3」のテストが至る所で行われている一方で、同社はロードカーの「720S」にもトラックパックを設定すると発表した。


外観では「MSO ディファインド・グロス・フィニッシュ・ヴィジュアル・カーボンファイバー・アクティブ・リア・スポイラー」と"超軽量"の10スポーク鍛造アロイ・ホイール、そしてスポーツ・エキゾーストが装着される。


車内はプレッツェルのようなチタニウム製バーと6点式ハーネスが、万一の際に軽量カーボンファイバー製レーシング・シートに座るドライバーと同乗者を保護する。ドライバーが握るのは黒いアルカンターラが巻かれたステアリング・ホイールで、その裏側にビスポーク部門は18世紀を舞台にした小説のタイトルのようなネーミングを再び採用した「MSOディファインド・サテン・ヴィジュアル・カーボンファイバー・エクステンデッド・ギアシフト・パドル」を装備した。

4.0リッターV型8気筒ツインターボ・エンジンに変更はない。とは言え、サーキットの走行会でトロフィーを勝ち取ろうとするならば、そのための装備が充実した720Sのドライバーはこのエンジンと、車体の周囲に装備された3台のカメラにデータロギング・ソフトウェアを組み合わせた「トラック・テレメトリー」システムを最大限に活用することができるだろう。


トラックパックの(英国における)価格は2万8,360ポンド(約424万円)だが、各コンポーネントを個々にオプションで付けるよりも安く済み、車両重量は24kgほど軽量化される。ただし、このトラックパックを装着するためには、フード・インテーク、リアフェンダー・インテーク、カーボンファイバー・エクステリア・ミラーキャップ、エンジンベイのアンビエント・ライトを装備する「720S パフォーマンス」仕様を選ばなければならない。参考までにお伝えすると、2016年に登場した570Sのトラックパックは1万6,500ポンド(約247万円)だった。おそらく720S用のみに含まれる、長い名前のカーボンファイバー製アップグレード・パーツやチタニウム製バーのコストが高いのだろう。スーパー・シリーズの720Sは、スポーツ・シリーズの570Sより格上なので仕方ない。オーナーの銀行預金もそれに見合った額が求められるということだ。


By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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