インディアン・モーターサイクル、フラット・トラックにインスパイアされた2台の新型バイク「FTR 1200」「FTR 1200 S」を公開
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今から約1年前のEICMA 2017で、インディアン・モーターサイクルはフラットトラック・レース仕様車にインスパイアされた「FTR 1200カスタム」を公開したが、このバイクの量産型が将来的に市販されるかについては明言しなかった。今年の夏、同社のスティーブ・メネト社長はFTR 1200の市販化を発表し、さらに今回、発売されるFTRが1種ではなく2種、存在することが判明した。ドイツのケルンで開催されたインターモト 2018で、「FTR 1200」と「FTR 1200 S」と呼ばれる2台のオートバイが公開されたのだ。

FTR 1200は、新しいトリスフレームを採用し、最高出力120hpを発生する新開発の1203cc水冷式Vツイン・エンジンを搭載した新型バイクだ。スポーティでアップライトなライディング・ポジションとなっていて、インスパイアの元となったレーシング・バイク「FTR 750」と同様のディテールで仕上げられている。燃料タンクは重心が低くなるようにシートの下に、エアボックスはエンジンの上に配置され、リア・サスペンションとスウィングアームのデザインは前述のレーシング・バイクから踏襲された。シニア・デザイナーのリッチ・クリストフ氏は「我々が最も重要視したのは、これらのバイクにFTR 750や1200カスタムと同様のラインやフォーム・ランゲージを確実に引き継がせることでした」と述べている。

FTR 1200 Sについては、Sの付かないモデルをベースに、ライダーが個人の好みに合わせて調整できるフルアジャスタブル・サスペンションを前後に装備。リアはモノチューブからピギーバック付きとなる。4.3インチLCDタッチスクリーン、リーン・アングルに反応するスタビリティ・コントロールとトラクション・コントロール、そしてウィーリー抑制装置まで追加される。さらにライド・モードは「Sport」「Standard」「Rain」の3つから選択でき、それぞれのモードで異なるスロットル・レスポンスが得られ、トラクション・コントロールの介入の仕方も異なる。

どちらのバイクもABSと、レース仕様の外観に反して少しばかりの快適性を得られるクルーズ・コントロールを搭載する。気になる価格は、カラーリングが「サンダー・ブラック」のみとなるFTR 1200は1万2,999ドル(約147万円)から。FTR 1200 Sは1万4,999ドル(約170万円)からで、「インディアン・モーターサイクル・レッド&スティール・グレイ」と「チタニウム・メタリック&サンダー・ブラック・パール」、そしてレーシング・バイク「FTR 750」風の特別なスキームが用意される。両モデルとも米国では2019年春に発売される予定だ。


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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