2017年につづき、2018年のF1日本グランプリメルセデスF1チームルイス・ハミルトン選手が優勝して幕を閉じました。この記事では、鈴鹿サーキット現地で見かけた個性的なファンの方々をご紹介します。
まずは、鈴鹿F1ではもうオーソドックスとも言える、帽子の上にF1マシンのパターン。


よく見かけるダンボール製ではなく、完全自作の発泡スチロール製でした。手書きカラーリングも良い味を出しています。しかも、GPウィークの木曜日に発表されたばかりの新カラーリング「MISSION WINNOW」を再現(!)。そのためか、この女性は国際映像にも何度か映し出されていました。


そこへ現れたのが、チームウェアで固めたレッドブルと、スパンコールも眩しいゴージャスなトロロッソのテンガロンハット軍団。ただ派手なだけでなく、マシンのノーズコーンのカラーリングをご自身の鼻(ノーズ)に施すという芸の細かさも。しっかりヘイロー(ハロ)も装着。


そして互いに写真を取り合う。


ピレリタイヤから顔を出す赤い跳ね馬。


こちらは、青いレッドブル(矛盾)。トロロッソ仕様ということで。

彼いわく、ツノありのほうがレッドブル、ツノなしのほうは跳ね馬、なるほ...いや、どうみても奈良公園のあれです。本当にありがとうございました。


こちらはパドックトンネル出口で出待ちの列に加わっていたひこにゃん...失礼いたしました。トロロッソ・ホンダファンの男性です。この兜のような帽子はどこで入手したのでしょうか。


こちらのお方は、おそらく最も初期から毎年この手の被り物を製作されてきた大ベテラン。今回はキミ・ライコネン選手がフェラーリ最後の鈴鹿ということで、少し前に作ったこのヘルメットをチョイス。ちなみにF1日本グランプリには富士スピードウェイで開催された1970年代からすべて参加されているのだそう。関係ない話で恐縮ですが、筆者が社会の窓全開だったのを教えていただきありがとうございました。


割と多いのが網代笠。実は雨の時も日差しの強いときもまったく顔が濡れたり眩しかったりしない、実用的なアイテムでもあります。

今年の鈴鹿F1ファンのなかでも、最も気になったのがこの2人。被り物で目立とうというのは誰もが考えつくところですが、左の彼はステアリングホイールのシフトインジケーターを、右はコース脇のポストに備えられる電光パネル式フラッグを頭部に装着してきました。特に電光掲示板のほうはインターネットから順位表を画像として取り込み、表示できるなど高機能。本人は数千円で簡単に作れると謙遜するものの、外国メディアの記者が驚愕しているのが印象的でした。



そのほか、もう鈴鹿F1名物と言ってもよい"フェラーリ侍"や"DRSおじさん"など、ある意味有名人の方々も、もちろん今年も見かけました。

2018年のF1日本GPは来場者数が8万1000人だったとすでに伝えられています。しかし現地で楽しんでいる人々を見ると、ただ数が増えただけでなく、ファンでなくとも楽しめる"鈴鹿のお祭り"的雰囲気が再び高まってきたようにも思えます。もちろん、この記事で紹介した濃い人々のような格好を無理にする必要はありません。誰もが思い思いのスタイルで、自由にF1を楽しんでいます。

なお、来場者数の増加は子ども用チケットを全指定席3000円という思い切った価格設定にしたことも功を奏したかもしれません。土曜日の夕方には、キッズピットウォーク待ちの行列がグランドスタンドからシケイン付近まで延びたものの、時間待ちの間もほとんどの子どもたちは楽しげに見えました。

こうした施策やファンの多様化が弾みとなって、さらなる来場者数の向上と快適に楽しめるF1日本GPが発展していくのに期待したいところです。