ミドシップの次期型シボレー「コルベット」に採用か!? GMがアクティブ・エアロダイナミクスの特許を申請
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去る2016年5月、ゼネラルモーターズ(GM)はアクティブ・エアロダイナミクス・システムの特許を出願した。特許書類にはC7型シボレー「コルベット」の図があり、システムが制御するフロント・スプリッター、エアダム、グリルシャッター、リア・ディフューザーなどのエアロパーツが描かれていた。これはほぼ1年後の2017年3月に出願公開となった。そして最近になって、新たにアクティブ・サイドスカートアクティブ・スポイラー、そしてダウンフォース・ジェネレーティング・ダクトという3つのアクティブ・エアロ・メカニズムについてGMが出願した特許が公開となった。こちらの申請書類にもC7型コルベットが描かれているが、これらのアクティブ・エアロは次世代のC8型コルベットに搭載されるのではないかというもっぱらの噂だ。

2016年に申請された書類には、センサーを用いて車高を測り、エアロパーツを制御して路面との最適な高さに調節するという機構について説明されていた。その特徴は、サスペンションの動きやタイヤのたわみによる車高の変動も計算し、エアロパーツと路面の位置関係を保つというものだ。

最新の申請書類には、このシステムがコントロールするエアロパーツについて記述されている。アクティブ・サイドスカートは路面に向かって上下に動き、車体下の空気の流れを抑え、後輪周りの空気を整える。アクティブ・スポイラーは可動式の支柱によって斜め前方にせり出し、位置が低くなる。ウイング部の角度のみを変えることもできる。そして注目すべきは、ルーフに可動式スポイラーが装着された図が描かれていることだ。ルーフと車体下部に備わる可能性があるダウンフォース・ジェネレーティング・ダクトは、クルマを通過した空気の流速を増加させ、ベンチュリ効果を発生させるためと見られる。ミドシップになる次期型コルベットにこれらの装備が採用されれば、欧州ブランドが圧倒的な勢力を占めるスポーツカーの技術的分野に、米国車が食い込むための武器となるだろう。

C8と呼ばれる次期型コルベットは、来年の北米国際オートショーでデビューする可能性が高い。その標準モデルには現行の6.2リッターV8エンジンを進化させたものが搭載されるが、高性能版にはフラットプレーン・クランクシャフトを採用した新開発の5.5リッターV8エンジンが積まれ、さらに最強モデルはその新型V8にツインターボを加えたエンジンが与えられるという噂だ。期待して待つことにしよう。おそらく、どんなものが、いつ登場するにしても、優れたクルマになることは間違いないはずだ。


By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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