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デトロイトでコンセプト・モデルがデビューしてからおよそ2年半、(ほぼ)生産モデルの起亜「テルユライド」がニューヨーク・ファッション・ウィークで公開された。意外な場所での披露となった理由は、この展示が起亜とファッション・デザイナーのブランドン・マックスウェル氏によるパートナーシップの一環として行われたものだからだ。同車はマックスウェル氏のテキサスをテーマにした2019年春夏コレクションに合わせてカスタマイズされている。マックスウェル氏が幼少期を過ごしたテキサス州マーファの学区に、起亜が寄付をしたことから、両者の協力関係が築かれたという。

展示されている車両は、オフロード仕様のバンパーやスキッドプレート、補助ライト、ラダー、スペアタイヤなどが装着されているため一部不明な点はあるものの、これで市販モデルの姿がほぼ明らかになった。2016年のコンセプト・モデルから多くの影響を受けていることは明らかだが、量産化に向けた妥協もかなり見られる。角張った全体のスタイルはそのままだが、コンセプトの丸みを帯びたフェンダーは四角いボディに統合され、幅が広いボンネットの下に収まる形となった。これに合わせて横長の4灯ヘッドライトも縦長に替えられている。僅かに弧を描くグリルとヘッドライトの間を仕切るフロント・バンパーの形状は、カスタムの一部であることも考えられる。ボンネットの先端に貼られた"Telluride"の文字は、ランドローバーを思わせる。大型化したテールライトは後部に張り出し、リア・ハッチはやや傾斜が付けられた。

技術的な詳細は未だ伏せられたままだ。起亜はテルユライドが最大8人乗りになり、同社の現行ラインナップで最も大きなクロスオーバーである7人乗りの「ソレント」よりも数インチ全長が長く、幅広になることを既に明かしている。エンジンはV型6気筒が搭載される予定だ。生産は起亜のジョージア州の工場で行われ、来年初めには発売になると我々は予想している。価格はまだ発表されていない。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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