【ビデオ】ルーシッド・モーターズの新型電気自動車「エア」がラグナ・セカに挑戦! ジャガーやテスラの記録を大幅に上回る
ルーシッド・モーターズ初の市販モデルとなる、ラグジュアリーでパフォーマンスに優れ、好きな時に自動で運転してくれる電気自動車(EV)「エア(Air)」に関する情報を最後に耳にしてからしばらく経つ。昨年7月には同社をフォードが買収するかもしれないという噂が立ち、それから本社をニューアークに移転したという発表があり、最近ではイーロン・マスク氏がテスラの株式を非公開にすると発言(その後、同氏はこの計画を取り下げている)した騒動にも関わっていたサウジアラビアのファンドによる投資話が浮上した。その間にもルーシッド・モーターズはエアのテスト走行を続けていたようだ。しかも200mph(約321.9km/h)を上回る高速のテスト走行だ

そして今回、このスタートアップ企業は開発中のエアを米国カリフォルニア州にあるレースウェイ・ラグナ・セカで走らせ、その映像を公開した。

ルーシッド・モーターズがこの有名なサーキットに持ち込んだエアは、本来は「展示用」のプロトタイプとのことだが、車内には6点式ロールケージや消火システムを装備し、ブレーキは高温対応のパッドとフルードに交換したという。

このサーキット走行用装備が施されたルーシッド エアは、同社のシャシー&ビークル・ダイナミクス担当エンジニアの運転で、いきなり1分41秒67というラップ・タイムを叩き出した。ジャガー「I-PACE」最近達成した"無改造"の量産EV最速ラップ・タイム(1分48秒18)や、(ブレーキをアップグレードした)テスラ「モデルS P100D」の記録したタイム(1分47秒62)よりもかなり速い。

その後、ルーシッド・モーターズは、市販モデルに標準装着するピレリ「P ZERO PZ4」21インチ・サマータイヤから、「P ZERO Teofeo R」という公道使用可能なサーキット用タイヤに履き替え、再びエアを走らせた。その結果、ラップ・タイムは1分39秒30にまで短縮されたという。

その証拠として、ルーシッド・モーターズのサイトではこの時に撮影された2本のオンボード映像も公開されている

エアが最終コーナーを曲がった瞬間、周りに聞こえる位の音を立てて生唾を飲み込んだのは貴方だけではない。

ルーシッド・モーターズが記しているように、このクルマは確かに乗り心地が高級であるだけでなく、運転してもかなり興奮できるものになるようだ。今まで公開された多くの映像を見た限り、我々に異論を唱える余地はない。ビジネス・クラス並みの後部座席で快適な乗り心地を味わってみたいと思う以上に、早くこのモンスターEVのステアリングを握りたいと我々は切望している。今はとりあえず、手に汗握る映像を見ながら我慢しよう。



By JOHN BELTZ SNYDER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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