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マツダは8月30日、コンパクトカー「デミオ」のガソリン・エンジンを、従来の1.3リッターから1.5リッターに変更すると発表。同時に「上質な大人の世界観を表現した」という特別仕様車「Mist Maroon(ミスト・マルーン)」(画像)を発売した。

2014年に現行型デミオが登場して以来、これまで搭載されてきた1.3リッター・ガソリン「SKYACTIV-G 1.3」エンジンは最高出力92ps/6,000rpm、最大トルク121Nm/4,000rpmを発生したが、新たに採用された「SKYACTIV-G 1.5」エンジンは110ps/6,000rpmと141Nm/4,000rpmを発揮。最近の3気筒ダウンサイジング・ターボと比べてもちょっと辛かった上り坂も、多少余裕が感じられるようになるだろう。マツダによれば、1.5リッター・エンジンの採用により「エンジン効率の良い領域を有効に使用できることから、アクセルの踏み込みやシフトダウンの頻度が減少し、実用領域における燃費の向上にも貢献」するという。ちなみに車両重量は20kgほど増えている。

また、これまでモータースポーツ用ベースの「15MB」のみに設定されていた1.5リッター・エンジン+6速マニュアル・トランスミッションの組み合わせを、LEDヘッドランプやアクティブ・ドライビング・ディスプレイ、さらにはレザーを使った上質なシートなど、装備が充実した上級トリムでも選べるようになったことは、MT派の街乗りドライバーにとっても嬉しい報せだろう。ただし15MBはハイオク燃料指定で最高出力116ps/6,000rpm、最大トルク148Nm/4,000rpmと、それ以外のモデルより僅かにパワフル。車両重量は「15S」のMTより10kgだけ軽い。

今回の改良ではガソリン・エンジンの変更に加え、フロント・ウインドウに紫外線および赤外線を遮断する「スーパーUVカットガラス・IRカットガラス」も一部グレードに採用された。これが標準で装備されていない「15C」および「15S」は、エンジンの排気量が200cc増えたにも拘わらず、なんとお値段据え置き。「Touring」と「Touring L Package」は装備の見直しにより僅かに値上げされた。


なお、今回登場した「Mist Maroon」は、個性的なインテリア・デザインを特徴とする「Style Collection(スタイルコレクション)」シリーズの第6弾となる特別仕様車。シートやダッシュボード、ドア・トリムに「グランリュクス」と呼ばれるスエード調人工皮革を採用し、このディープ・レッドとは対照的なブルー・グレーの糸でステッチが、そしてバックレストには深いブルーの糸でキルティングが施されている。さらにデミオで唯一となるステアリング・ヒーターや、高輝度ダーク塗装のアルミ・ホイールを標準装備。価格はベースとなった「Touring」と、最上級グレード「Touring L Package」の間に位置する設定だ。パワートレインはガソリン・エンジンとディーゼル・エンジン、前輪駆動と4輪駆動から選べるが、トランスミッションは6速オートマチックのみとなる。マツダの公式ブログでは、カラー&トリムのデザイナーの松本あいらさんが、このモデルに込めた想いや拘りを語っているので、気になる方には是非ご一読をお勧めしたい。


■関連リンク
マツダ 公式ブログ:
【インタビュー】デミオ特別仕様車「Mist Maroon」カラーデザイナーが込めた想いとは?
http://blog.mazda.com/archive/20180830_02.html

マツダ 公式サイト:デミオ
http://www.mazda.co.jp/cars/demio/

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