F1ベルギーGPでの多重クラッシュで、コックピット保護デバイス「ハロ」の重要性が再認識される
8月26日に行われたF1ベルギーGPで、賛否両論あるF1のコックピット保護デバイス「ハロ」が大いに注目を集めることになった。シャルル・ルクレールが乗るザウバーに装着されたハロが、スタート直後の第1コーナーで起きた多重クラッシュで後方から追突されて宙を舞ったフェルナンド・アロンソのマクラーレンからルクレールを守ったからだ。

ザウバーのハロについた傷が、この保護デバイスに否定的だった人々を支持派へと転向させている。実際、このクラッシュでルクレールは重傷を負ったり、命を落とす可能性もあったが、レース・キャリアや生涯を終えることなく、レースを終わらせるだけで済んだのだ。

F1の公式アカウントによってTwitterに投稿された画像が多くを物語っている。 44/44周。この損傷を見てほしい。#BelgianGP #F1

その後、F1はルクレールのマシンに搭載された360度カメラが捉えた動画も投稿している。


さらに「トップギア」司会者のクリス・ハリスは次のようにツイート。 昨日のF1で起きたクラッシュは、ハロ支持派の正当性を完全に証明した。私は否定的だったが、その考えは完全に間違っていた。

シーズン開幕当初、メルセデスAMG F1チームは、マシンに装着されたハロにはロンドンのダブルデッカー(2階建てバス)の荷重にも耐え得る強度があると発表していた。その上、ハロは飛来するデブリや外れたホイール、そして宙を舞うF1マシンにも耐えられる強度を持つことが証明された。



By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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