1962年製フェラーリ「250GTO」が、自動車オークション史上最高額となる約53億5,800万円で落札!
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1962年製フェラーリ「250GTO」のシャシー・ナンバー「3413」ペブルビーチで行われたRMサザビーズのオークションで、予想通り莫大な金額を稼ぎ出した。落札価格が4,820万ドル(約53億5,800万円)に決まった時、このフェラーリは(個人間の取引を除いた)自動車オークション史上、最も高価なクルマとなった。それに比べると、先日落札されたばかりの映画『007 ゴールデンアイ』に登場したアストンマーティン「DB5」の落札価格がまるで中古の「DB7」のように思えてしまう。

25日夜に行われたオークションは、伝説的なレーシング・ドライバーのデレック・ベルがこの250GTOをステージ上まで運転し、なんといきなり3,500万ドル(約39億円)という価格からスタートした。競り合った購入希望者は3名で、最終的にその勝者が支払う金額は、手数料を合わせて4,840万5,000ドル(約53億8,090万円)となった。RMサザビーズはこの250GTOが途方もない高額になることは分かっていたようで、6月の時点で落札価格を4,500万ドル(約50億円)以上になると見積もっていた。今回の落札価格は、ちょうど4年前に同じペブルビーチのオークションで落札された250GTOの3,800万ドル(当時のレートで約39億円)という記録を大幅に上回る。

シャシー・ナンバー「3413」は、全部で36台が製造された250GTOのうち3番目に造られた個体で、ナンバーマッチしたオリジナルのパワートレインを搭載し、スカリエッティによって製作された「シリーズII」のボディを備えている。そして1963年と64年のタルガ・フローリオにおけるクラス優勝をはじめ、1962年から1965年までの現役時に全部で15回のクラス優勝もしくは総合優勝を成し遂げるという輝かしい戦績を持つ。2000年から所有してきた前オーナーは当時700万ドル(当時のレートで約7億3,000万)で手に入れたという。18年間で7倍近く高騰したという事実は、たとえ伝説的な250GTOであろうと俄には信じ難い。今回のオークションまでの間、この250GTOは観賞用として飾られていたわけではない。数多くのクラシックカー・イベントなどに出場し、実際に運転されてきたのだ。


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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