フォルクスワーゲンから大型で装備も充実したキャンピングカー「グランド カリフォルニア」が登場
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フォルクスワーゲン(VW)「カリフォルニア」は我々のお気に入りだ。米国の州の名前が付けられているのに、このVWの大型キャンピングカーは米国では販売されていない。そんなことに拘わらず、VWはさらに大型で優れた「グランド カリフォルニア」と呼ばれるモデルを新たに発表した。同社は2019年に新たなキャンパー・バンを発表することになっているので、このクルマは現行モデルの派生型としては最後になるとみられる。

同タイプの他社製モデルと同様に、グランド カリフォルニアは同社の商用車「クラフター」カーゴ・バン(要するにフォードの「トランジット」やメルセデス・ベンツの「スプリンター」と同じ位置づけにあるクルマ)がベースになっている。装備が非常に充実しているので、古い「エアストリーム」や「ウィネベーゴ」のオーナーは嫉妬のあまり泣き出すかもしれない。広々とした就寝エリアにキッチン、バスルーム、そしてポップアップルーフでは子供向け2段ベッドなど、様々なオプションが用意されている。


外側へ開くサイドとリアのウインドウには、開放した際に虫の侵入を防ぐ網戸が備わり、同じくドアにも虫よけ用のネットが付いている。ルーフには室内に自然光を取り入れる大きな天窓があり、キャビン前方には遮光スクリーンを装備。エクステリアを見ると、スライド・ドアの上にライトが搭載されているので、キャンプ場で明かりを灯すことができる。後部には温度調節可能な外付けシャワーも接続できる。

リビング・エリアのスピーカーはBluetoothで操作でき、これはクルマがエンジンを切った状態でも機能する。フロント・シートは後ろ向きに回転させることができ、後部座席はベンチシートになる。室内中央には4人で十分に使える大きなダイニング・テーブルをセットすることができる。キッチンにはガスコンロが2つ、シンク、冷凍冷蔵庫、そして収納用の引き出しやキャビネットが並ぶ。貯水量は合計で29ガロン(約110リットル)となっている。


とはいうものの、標準モデルのカリフォルニアにもこれらの装備は既に搭載されている。大型になった新モデルならではの装備は、ビルトイン・バスルームだ。じめじめとしてかび臭いキャンプ場の公共施設を使うのはあまり気持ちの良いものではない。グランド カリフォルニアにはトイレ、シャワー、格納式洗面台、洗面道具用の棚やタオル・ホルダー、換気用の天窓、そして清潔なトイレットペーパーを汚したり濡らしたりせずに収納しておくため作り付けの棚も装備されている。バスルームに照明のスイッチはなく、人の動きを検知して自動的に点灯/消灯する。

オプションとして用意される快適装備は、寝台からルーフ・エアコン、自転車ラック、日除けと折り畳み式テーブル、キャンプ用イス(これらはドアの中に収納できる)など多岐にわたる。標準装備のガス・ヒーターは、ガソリンでも軽油でも使用可能な発電機による暖房システムに替えることもできる。さらに、ルーフ上のソーラー・パネルや衛星テレビ、LTE/Wi-Fiホットスポットも装備できる。

もちろん、クルマとしての機能も最新型のクラフターから受け継がれた。先進運安全転支援機能には、サラウンド・モニター、シティ・エマージェンシー・ブレーキ、車線維持アシスト、ブラインドスポット・モニタリング、リア・クロストラフィック・アラート、パーク・アシスト、アダプティブ・クルーズ・コントロールなどの機能が備わり、インフォテインメント・システムも最新式にアップデートされた。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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