「ラ フェラーリ」や「コブラ」など15台のクルマを持つルイス・ハミルトンは、走行距離を抑えるため牽引トラックも所有
サーキットの外にいるルイス・ハミルトンを皆さんがどう思うにせよ、レーシング・ドライバーとしての彼の才能には敬服せざるを得ない。ハミルトンは現在、史上2番目に活躍したF1ドライバーだ。彼が打ち立てた通算67勝と4度のチャンピオンシップ制覇という実績は、ミハエル・シューマッハの91勝と7度のチャンピオンシップに次ぐ。こうした勝利の全てによって、それに見合った額の私財を築き上げたハミルトンは、その資金の多くをクルマの購入に充てている。ただし、我々が考えるほどそれらを運転していないようだ。

英紙『The Sunday Times』によると、ハミルトンは、2億700万ドル(約231億円)超という純資産があり、デビッド・ベッカムに次ぐ最も裕福な英国のスポーツ選手だ。最近行われた同紙によるインタビューで、ハミルトンは自身のカーコレクションについて語っている。

彼の最初のクルマは中古の「MINIクーパー」で、そのあとすぐにメルセデス・ベンツ「C200」に乗ったという。それから数年後には、オリジナルの「シェルビー・コブラ」2台や、1967年型「シェルビー GT500」、フェラーリ599 SAアペルタ」、「ラ フェラーリ」2台(赤のクーペと白のアペルタ)、マクラーレン「P1」760馬力を発揮する、マニュアル・トランスミッションのパガーニ「ゾンダ」などを手に入れた。全て含めるとハミルトンが所有するクルマは15台ほどで、これらのクルマをモナコとロサンゼルスの自宅に分けて保管しているという。当然、間もなくメルセデスAMGの「プロジェクト・ワン」(彼のレースマシン「F1 W09 EQ Power+」と多くを共有するモデル)がこれらに加わる予定だ。

ハミルトンによると「ゾンダはひどく運転しにくい」そうで「僕が所有するクルマの中で1番サウンドが良いけれど、ハンドリング性能は最低だ。これをマニュアルで購入したのは、ティプトロニックが好きではないからだ。パガーニの提供するティプトロニックは、以前所有していたスマート『ロードスター』より酷い」とのこと。そしてシェルビー マスタングは、「美しいクルマだけど、大きなガラクタだ」と述べている。

走行距離を抑えるため(そして評価額を保つため)、ハミルトンはロサンゼルスに牽引トラックも持っているという。フェラーリの運転を楽しんだ後は、このトラックで牽引して車庫に戻るのだ。クラシックカーは昨今、確実で高額な投資先となっているし、ハミルトンは他のアスリートのように富を浪費してしまう気はない。そんな彼には、あと2台ほど手に入れたいクルマがあるという。それは、ガルウイング・ドアのメルセデス・ベンツ「300SL」と、(映画『フェリスはある朝突然に』にレプリカが登場するフェラーリ「250 GT SWB カリフォルニア スパイダー」だ。


By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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