FCA、マヒンドラ「ロクサー」がジープに酷似しているとして、販売差し止めを請求
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フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は先週、インドの自動車メーカーであるマヒンドラ&マヒンドラの新型オフローダー「ロクサー」が、あまりにも1940年代のオリジナルのウィリス・ジープに酷似しているとして、ロクサーの販売差し止めを請求した。『Automotive News』が報じるところによると、FCAは、ロクサーがジープの独特なデザインの特徴を侵害している恐れがあることや、ジープ「ラングラー」の販売に対する影響について懸念を示しているという。

2017年11月、ムンバイに拠点を置くマヒンドラ&マヒンドラは、6億ドル(約670億円)を投資して、米国デトロイト都市圏に工場を開設したと発表した。この工場は、クライスラーの本社があるオーバーンヒルズからそう遠くない場所に位置している。マヒンドラ&マヒンドラは、米国で電気自動車の投入を計画しており、米郵政公社向けのプロトタイプ車両を走行テストする様子が目撃されている。ロクサーは労働力が安価なインドで製造された後、米国にコンポーネントとして輸出され、最終的な組み立てが行われているため、米国製の4輪駆動車でありながら、1万5,499ドル(約170万円)という価格で購入できる。

ディーゼル・エンジンを搭載するロクサーは、米国では公道を走行することができない。安全性と排ガスに関する規制をクリアしてないためだ。そして最高速度は45mph(約72km/h)に制限されているため、大衆向け市場における販売ではラングラーの競合相手にはならないだろう。とはいうものの、外観が酷似しているというFCAの主張はもっともだ。だが、マヒンドラ&マヒンドラは、かつてオリジナルのジープをライセンス生産する資格を(三菱自動車と同様に)保有していたのだ。しかし、現在もそのライセンスが有効であるかどうかは、明らかになっていない。


By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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