【ビデオ】落札予想価格は50億円以上! 1962年製フェラーリ「250GTO」をせめて動画と写真で観賞しよう
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スカリエッティが手掛けた1962年製フェラーリ250GTO」が、8月25日にモントレーで開催されるRMサザビーズ主催のオークションに登場する。この個体の業績や名誉を考えれば、"あの"1962年製フェラーリ 250GTOと言った方が適切だろう。それが残りの35台(1962年に製造された250GTOは全部で36台)を上回るほどの非常に高い価値が付く理由になる。その"非常に高い価値"とは、RMサザビーズの予想落札価格では4,500万ドル(約50億円)から6,000万ドル(約67億円)とされている。

この個体の詳細を知りたい方のために、RMサザビーズはこの"世界で最も重要で、価値のある、伝説的自動車"について、長々とした物語を記述している。その中からいくつか重要なポイントを列記してみよう。

・36台が製造されたフェラーリ 250GTOで3番目の車両。シャシーナンバーは「3413」。
・正真正銘のオリジナル36台のうちの1台であるという専門家の鑑定付き。そしてオリジナルの36台はすべて現存している。
・36台の中でもスカリエッティによって「シリーズII」と呼ばれる1964年仕様にアップグレードされた4台のうちの1台。よりアグレッシブな外観で空力性能が向上しており、人気も高い。
・1962年イタリアGT選手権で優勝。
・オリジナルのボディワークで出場した1963年のタルガ・フローリオでクラス優勝。
・現在のシリーズIIとなったボディワークで出場した1964年のタルガ・フローリオでクラス優勝。
・1964年タルガ・フローリオでクラス優勝したことにより、フェラーリは1964年国際マニュファクチュアラーズ選手権でタイトルを獲得。
・1962年から1965年までの間に成し遂げたクラス優勝と総合優勝は合わせて15回。
・前回2000年に売却された時の価格は、"たったの"700万ドル(当時のレートで約7億3,000万円)だった。ドイツの銀行が投資先としてクラシックカーを推奨するのには、それなりの理由がある。
・このシャシーナンバー3413は、数多くのクラシックカー・イベントやビンテージ・レースに登場し、実際に走っている。
・購入すると、有名なGTOクラブを含む世界で最も格調高いイベントやラリーに参加できる。これは貴重!
・現在は数多くのクラシックカー・イベントやビンテージ・レースで走らせるため、GTO仕様にチューニングした250GTのエンジン・ブロックが搭載されている。オリジナルのエンジンは取り外して保管されており、購入するとそれも付属する。

もし、RMサザビーズが予想した通りの価格で落札されたら、自動車オークション史上の最高値を更新することになる。これまでオークションで最高値が付けられたクルマは、2016年にパリのオークションで落札された1957年製フェラーリ「335S」で、3,207万5,200ユーロ(当時のレートで約41億2,000万円)の値が付けられたことがある。これに匹敵するのは、2014年にやはり米国モントレーで開催されたオークションに登場した1962年製の250GTO(シャシーナンバー3851)が、3,800万ドル(当時のレートで約39億円)で落札された。個人間の取引では、1963年製の250GTO(シャシーナンバー4135)が、7,000万ドル(当時のレートで約77億500万円)で売買されたと言われている。

一般庶民はもちろん、ちょっとやそっとのお金持ちではとても手が届かない金額になってしまった250GTOだが、せめてその美しい姿と素晴らしいサウンドを、下の動画で楽しんでいただきたい。



By JAMES RISWICK
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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