【ビデオ】日産、暑い車内に子供を置き去りにしないようドライバーに注意を促す「リア・ドア・アラート」システムを北米で導入開始
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米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、同国内で今年これまでに29人の子供たちが、暑い車内に置き去りにされたのち、熱中症で亡くなったと伝えている。この数字は今後も増える一方で、平均で10日に1人の子供が車内の熱中症で大切な命を落としているという。そしてこのような悲劇が起こるのは、外気温が息苦しいほど高い日だけとは限らないのだ。同局は、車外の気温がたったの60℉(約15.5℃)であっても、車内の温度が110℉(約43.3℃)にまで急上昇することがあると指摘している。

この現実として起こり得る問題を食い止めるため、北米日産はクルマから降りる際に後部座席をチェックするようドライバーに注意を促すシステム「リア・ドア・アラート」(RDA)を開発。まずは同社の2018年型「パスファインダー」に導入した。このシステムは後部ドアの使用状況を監視し、走り始める前に後部座席用ドアを開けたにもかかわらず、エンジンを切っても後部ドアが閉まったままであったら、まずメーター・パネルに(写真のように)「後部座席をチェックしてください」と注意を表示。それでも後部ドアが開けられることなく、ドライバーがクルマから離れようとしたら、独特の小さな警告音が鳴るという。この機能はもちろん、ディスプレイのメニューから一時的にあるいは恒常的にオフにすることもできる。

日産によれば、このRDAは2人のママさんエンジニアによって開発されたという。子供だけでなく、買い物に出かけた際には荷物を後部座席に置き忘れてしまうことも防げそうだ。2019年モデルでは日産で最も売れている「ローグ」や「アルティマ」などの8車種にも導入を拡大し、2022年までにはピックアップ・トラックを含む日産の全4ドア車に標準で装備される予定だ。



By JEREMY KORZENIEWSKI
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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