ハーレーダビッドソン、2020年に発売を予定しているアドベンチャー、ストリートファイター、クルーザーのプロトタイプを公開!
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ハーレーダビッドソンは先日発表した3台の新型プロトタイプで、これまで足を踏み入れなかった領域に進出しようとしている。この3台は新規顧客を獲得する幅広い新戦略の一環であり、現在の販売低迷や市場シェアの低下から判断しても、ハーレーダビッドソンが今日のオートバイ市場で世界的な展開を続けていくために必要な物だろう。

その成長戦略で最も興味深いピースとなるのは、排気量500~1,250ccの水冷エンジン搭載を想定したミドルウェイトのモジュラー・プラットフォームだろう。この新しいプラットフォームの高い柔軟性を示すため、同社は2020〜2021年に市販化を計画しているという3台のプロトタイプを公開した。


中でも唯一名前が付けられている「パン・アメリカ 1250」は、2009年に生産を終了したビューエル「ユリシーズ」の後を継ぐことになりそうだ。ブロック・パターンのタイヤと頑丈なスキッドプレートを装備し、乗車姿勢はアップライトなポジションで、グランドクリアランスにも余裕がある。今後市販化されるモデルのスペックは一切明らかにされていないが、おそらくBMW「GS」シリーズやドゥカティ「ムルティストラーダ」ラインに対抗するモデルとなるだろう。


2台目はまだ正式名称がなく現状では「ストリートファイター」と呼ばれているモデルで、Vツイン・エンジンの975ccバージョンを搭載している。最小限のボディワークと、脚が後方に伸びるアグレッシブな乗車姿勢となるこのようなモデルは、これまで「バー&シールド」のバッジを付けたバイクでは見たことがない。ドゥカティ「モンスター」をターゲットにしていると考えるのは自然だろう。


だが、ハーレーダビッドソンがそのルーツを忘れたわけではないことは、3台目のバイクを見れば分かるだろう。将来発売される全く新しいカスタム・モデルと称したこのクルーザーは、パン・アメリカと同じ水冷1250ccV型2気筒DOHCエンジンを搭載するが、同じなのはそこまでだ。脚を前に伸ばす伝統的な乗車姿勢に、低い前後のサスペンション、カットダウンされたボディワーク。「スポーツスター」ラインアップの後継になりそうだ。



By JEREMY KORZENIEWSKI
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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