アストンマーティン、現在開発中の新型ミドシップ・モデルで「ヴァンキッシュ」という名前が復活することを示唆
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アストンマーティンがドイツで開催した新型「DBS スーパーレジェーラ」のプレス向けイベントで、オーストラリアの自動車情報サイト『Motoring』は、同社のチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるマレク・ライクマンに取材を行っている。フェラーリ「488GTB」ランボルギーニ「ウラカン」、マクラーレン「720S」といったミドエンジンのライバルとなる新型車について尋ねたところ、ライクマンは「"ヴァンキッシュ"という美しい名前を受け継ぐに相応しいモデルになると思われます」と答えたというのだ。

「ヴァンキッシュ」という名前は2001年に初めて登場して2007年まで使用された後、ややブランクをおいて2012年に2代目が誕生したが、今年「ヴァンキッシュS」(上の画像)が販売終了になると共に消えることになる。この名前は、これまでアストンマーティンのラインアップの中で最もパワフルなV12エンジンを搭載するモデルに付けられてきた。だが、その後継となる最新のフラッグシップ・モデルには、「DBS」と「スーパーレジェーラ」という過去のアイコン的な2つの名称を組み合わせたモデル名が与えられた。ライクマンによると、この名称変更には、今回の新型車の位置づけを考えるとヴァンキッシュよりもDBSの方が適していると考えられたことが反映されたという。「ヴァンキッシュという名前は我々にとって非常に特別ですから、将来登場する非常に特別な何らかのクルマに与えることになるでしょう」とライクマンは語っている。

それは同社のラインアップの中だけでなく、同じセグメントのあらゆるモデルを"ヴァンキッシュ"、つまり征服することを目指す。そしてライクマンは、ミドシップの次世代型ヴァンキッシュの開発が同社内で進められており、既に12個のスケールモデルと3台のフルサイズ・モデルが製作されたことを明かし、「路上で最も美しいミドエンジン・カーになるでしょう」と自信を見せている。また、それはレッドブル・レーシングとそのデザイナーで空力の専門家であるエイドリアン・ニューウェイと共同で開発が進められているハイパーカー「ヴァルキリー」から多くを学んだものになるという。ミドシップに搭載されるエンジンは、V12ではなくメルセデスAMGから供給を受ける4.0リッターV8ツインターボになる見込みで、さらにライクマンは、これに前輪を駆動する電気モーターを組み合わせた「e-AWD」になる可能性を否定しなかったと『Motoring』は伝えている。

次世代型ヴァンキッシュは、7年間に7台の新型車を投入するというアストンマーティンの「第二世紀プラン」において、「DB11」と「ヴァンテージ」、そして2019年後半に生産が開始される新型SUVに続く5台目のモデルとなる。


By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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