「レンジローバー ヴェラール」のロータリー・シフターは、ジャガーよりずっと良い!
米国版AutoblogのReese Counts記者は、長期テスト車のジャガー「F-PACE」のローターリー・シフター(ダイヤル式シフトレバー)に対して不満を表していた。手短に言うと、ドライブやリバースにすら入れ難いというのだ。

筆者自身は、これが初代ジャガー「XF」で採用されてから、個人的にはシフトの設計による問題を今まで経験していない。だが、前述の長期テストの記事では、F-PACEやXF、そして「XE」のロータリー・シフターに関する他の問題も議論されている。これはセンターコンソールの大きなプラスティック製パネルの真ん中に設置されていて、マニュアル車のシフトブーツと同じくらいのスペースを占領している。つまり、そもそも電動シフターを採用することによる省スペース化の目的から完全に外れているのだ。回しづらかったのは我々のF-Paceだけかもしれないが、このスペースの無駄使いは全てのF-PACEの悩みとなっている。

だからこそ筆者は、ジャガー F-PACEとメカニカルな面で従兄弟にあたるランドローバー「レンジローバー ヴェラール」が同じロータリー・シフターを採用しながらも、スペースの節約に賢さを発揮しているのを見て嬉しく思った。

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ロータリー・シフターは右手のすぐ届く所に移動し、これまで浪費されていたスペースには、2人分のカップホルダーや四角い小物入れが備わっている。携帯電話かジュースの紙パックなどを入れるのにちょうど良いかもしれない。何を入れるかはさておき、とにかく無駄に大きく、特に魅力的でもないピアノブラックのトリムよりずっと良い。全体的な配置は、実用性と美しさを兼ね備えていた初代XFのデザインに似ている。エンジンを始動すると、シフターが手のひらの中で実にクールにせり上がってくる感触の楽しさも健在だ。

実を言うと、これはヴェラールのインテリアがF-PACEより優れている要素の一例に過ぎない。人を惹き付けるデザインと素材は、見た目も質感もF-PACEより明らかに高級だ。もちろん、ヴェラールの方が価格も高いのだが、このセンターコンソールのスペース効率に関してはコストの問題ではないはずだ。


By JAMES RISWICK
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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