1965年型シェルビー「コブラ」、車内のお菓子を見つけたクマにビニールトップを破壊される!
野生のクマがクルマに侵入する事件は、実は笑ってしまうほど結構な頻度で発生している。通常、乗っていた人間がついうっかり車内に置き忘れた食べ物が目当てであるが、時には侵入したものの車内に閉じ込められてしまったり脱出するのに警察の手助けが必要になったりすることもある。

クラシックカー専門自動車保険会社のHagerty社によるYouTubeの名車発掘番組『Barn Find Hunter on Hagerty』でホストを務めているトム・コッターは、1965年型シェルビー「289 コブラ」でアラスカをロードトリップ中、ある朝起きてみると、乗っていたシェルビーのビニールトップがクマに破られているのを発見した。どうやら車内に残されていたフィグニュートンズ(果物のペーストが入った焼き菓子)を目当てに侵入したらしい。

このビデオ・シリーズを提供しているHagertyによると、取材のためにアラスカのとある漁師町を訪れていたコッター一行は、この街を出る時には実際に列車が走るトンネルを潜り抜けるしか手段がないと知り、そのトンネルは上から石が落ちて来ることがあるのでルーフがあった方がよいと言われたという。そのため、コッターのコブラはビニール製の幌を張った状態だった。近くの街で駐車して一夜を明かす間に、どうやら美味しそうなフィグニュートンズのにおいが、辺りをうろついていたクマを誘い寄せてしまったようだ。貴重なオリジナルのビニールトップは大きく引き裂かれ、リア・フェンダーはへこみ、ボディにはクマの掌の跡があちこちに残されていた。

ただ、現時点でコッターが心配しているのはこの無残な姿のソフトトップではない。実はクラッチの油圧系統に不具合が見つかり、航空機用の格納庫を借りてメンテナンスを行うことになっているという。少なくともインテリアが無傷なのは不幸中の幸いだろう。フィグニュートンズは美味しいので、クマを責めるわけにもいくまい。


By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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