インフィニティ、新型「QX50」のインテリアに高級ビーチリゾートから着想を得た「オートグラフ・パッケージ」を設定
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2017年11月のLAオートショーで発表された現行型インフィニティ「QX50」は、世界初の量産可変圧縮比エンジンを搭載したことで自動車エンスージアストから大いに注目を集めた。圧縮比を自在に変化させ、パワーと燃費効率を最大限にするという唯一無二なエンジニアリングは驚異的だ。アトキンソンサイクルと通常の燃焼サイクルを切り替え、ポート噴射と直噴を併用し、ターボチャージャーとピストンの上死点の位置を変化させる電気モーターも搭載している。

見事なエンジンだが、技術マニアではない一般の顧客がこのインフィニティのコンパクトSUVの購入を検討している時、そんな専門用語だらけで語られてもきっと混乱してしまうだろう。彼らはこんな風に言うかもしれない。

「エンジンを搭載しているって? それはよかった。じゃあ車内を見せて」

機械に興味のないそんな顧客に、2019年モデルのQX50はちょっとしたニュースを提供できる。インフィニティから「オートグラフ・パッケージ」が発表されたのだ。この新たなオプションは、2,000ドル(約22万円)でインテリアを大幅にアップグレードすることができる。ラグジュアリーなビーチリゾートと今年の「パントン・ファッションカラー・トレンド・レポート」から着想を得たという、高級な素材とユニークなカラーが採用されており、プレスリリースでは次のように述べられている。

「まず、暖色系のリッチチョコレートブラウンは、(ビーチ)リゾートにあるウッド素材のものや周辺の木々を表現しています。そしてクリーミーなオフホワイトは、ビーチの砂浜を表しています。そしてセンター・コンソールの海を連想させるクールなダークネイビーブルーのアクセントが、暖色と寒色の適度なバランスを取り、快適で爽快な環境を作り出しています」

混乱してしまったって? 特にクルマに興味のない人がエンジンについて説明された時にどんな感覚なのか、これでお分かりいただけただろう。

インテリアに採用されているこれらのクリーム、ブラウン、ブルーは、「パントン・ファッション・カラー・トレンド・レポート」から選択されたもので、それぞれ「ココナッツミルク」、「エンペラドール」、「セーラーブルー」と名付けられている。QX50では、セーラーブルーはウルトラスエードが張られたセンター・コンソール、ダッシュボード、そしてドア部分に採用。そして、ブラウンのエンペラドールは、ステアリング・ホイール、レザーで覆われたダッシュボード上部、ドア上部と下部、シートの外側に使われている。ココナッツミルクは、クリーミーな色のダッシュボードやダイアモンドキルトステッチとコントラストステッチが入ったレザーシートに見られる。さらにオープンポア仕上げのウッド・トリムが組み合わされている。

実際に写真で見てみると、確かにこのインテリアは目を見張るものがある。インフィニティが言うように、顧客はこのカラーリングを気に入るに違いない。それは祝福すべきことだ。ベージュやグレー、ブラックよりも、ココナッツミルク、エンペラドール、セーラーブルーの方が断然良い。このパッケージは、顧客が他社の競合モデルではなく、QX50を選ぶ理由となり得るだろう。

ただし、このオートグラフ仕様のインテリアが欲しいなら、トップ・グレードの「QX50 エッセンシャル」トリムを選ばなければならない。さらに7,500ドル(約83万円)の「センサリー・パッケージ」と550ドル(約6万1,000円)の「プロアシスト・パッケージ」もセットで付ける必要がある。そうすると最もファッショナブルなQX50を手に入れるには、少なくとも54,395ドル(約604万6,000円)という価格を支払うことになるのだ。



By JAMES RISWICK
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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