米国ジョージア州の保安官が公費でダッジ「チャージャー SRT ヘルキャット」を購入 司法省から代金返還を要請される
米国ジョージア州グイネット郡保安局は最近、新車のダッジ「チャージャー SRT ヘルキャット」を購入した。同車は現在、ブッチ・コンウェイ保安官が使用しているが、司法省は同保安局に対し、購入代金の約7万ドル(約780万円)全額を返還するように要請している。

地元メディア『The Atlanta Journal-Constitution』によれば、司法省は今回のヘルキャットの購入を「浪費」と表現しているという。そもそもこの購入は、没収財産を予算として同省の承認のもとに行われた。しかしその後、同車の購入目的とされていた秘密情報活動やグイネット郡「ビート・ザ・ヒート」プログラムのために実際に使われているかと、司法省が疑問を抱いたのだ。

ビート・ザ・ヒートとは、「不注意運転や違法ストリートレースの危険性をドライバーに啓発する」ことを目的に、地域のサーキットでドラッグレースを開催する非営利組織。その公式サイトには、プログラムの使用車両として問題のヘルキャットの他、1996年型シボレー「インパラ SS」、1990年型シボレー「コルベット」、2004年型フォルクスワーゲン「ジェッタ GLI」が掲載されている。ヘルキャット以外は全て、個人で購入・所有されているクルマだという。

司法省の指針では、納税者の財産を浪費することは禁じられており、「問題の車両は、標準的な警察車両として通常購入されないような高性能車である」と同省は指摘している。

同郡保安局は、コンウェイ保安官がヘルキャットを通勤だけでなく「保安官代理と共に警察活動や秘密情報活動などに従事する際」に使っていると説明し、購入の正当性を主張。また、コンウェイ保安官は、特に当保安局が9,200万ドル(約102億円)もの予算を扱う機関であること、そして同車が道路の安全性を高めるのに役立つことを考慮すると、購入は適切な行為であると主張しているという。

司法省は同郡保安局に対し、7月31日までに購入代金を返還するよう求めている。グイネット郡は返還要請に従う方針であると報じられている。


By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Related Gallery:2019 Dodge Charger SRT Hellcat


■関連記事
ダッジ、2019年モデルの「チャージャー」を発表! 「ヘルキャット」は「デーモン」の機能を得てアップグレード

カリフォルニア・ハイウェイ・パトロールが警察仕様のダッジ「チャージャー」580台を発注!

【レポート】ダッジ「チャージャー SRT ヘルキャット」が1/4マイルで11秒を記録!

■関連動画