ブガッティ、「シロン」にガラス・ルーフのオプションを新たに設定 ただし開閉や調光する機能はなし
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もし、最高出力1,500ps、最高速度420km/hを誇る数億円のハイパーカー、ブガッティ「シロン」に足りないものはないと思っている人がいるとしても責めることはできまい。だが、この途轍もなく速い資本主義経済の申し子には、これまでサンルーフやガラスルーフの類いが与えられたことがなかった。ヒュンダイ「アクセント」にも用意されている装備が、ブガッティの最新スーパーカーにはないという事実を受け入れられるだろうか? しかし、これからシロンを購入する人は、もうそんな屈辱に苦しむことはない。「Sky View」という名前の新しいオプションが用意されたからだ。

Sky Viewを構成するのは2枚のガラス製パネルで、運転席と助手席の頭上にそれぞれ1枚ずつ取り付けられる。それぞれ65cm×44cmのパネルは4層構造になっており、車体の剛性を損なうことなく、事故の際には乗員を保護できるように十分な強度を持ち、さらに紫外線もカットするように設計されているという。もう1つ良い点として、ヘッドルームが2.7cm高くなることも挙げられる。

しかし、このオプションにはマイナス面もいくつか存在するようだ。ブガッティは車内に差し込む日差しが眩し過ぎないようにガラスにスモークを施したと主張しているが、それでも足りないほど強い日光の下を走行する際に日差しを防ぐサンシェードの類いは装備されていない。また、ガラスパネルは完全に固定されているため、開閉式サンルーフのように爽快な外の空気を取り込むことはできない。前述のヒュンダイ アクセントには、そのどちらの機能も備わっている。とはいえ、これまでに比べたらブガッティも進歩していると言えるし、評価するべきだろう。だが、数億円の値段を付けるクルマであれば、最近の高級車(といってもブガッティの数十分の一にも満たないが)に流行の自動調光機能くらいはあってもよい気がする。まあ、次に期待するとしよう。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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