2018年型マツダ「CX-5」が、コンパクト・クロスオーバーで初めてIIHSの最高安全評価「TSP+」を獲得!
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我々はこれまで、米国道路安全保険協会(IIHS)の試験を受けた様々なクルマに注目してきたが、最近流行のコンパクト・クロスオーバーは、いずれも同協会が定める最高安全評価「トップ セーフティピック+(TSP+)」の獲得に至らなかった。その理由は、ほとんどのクルマのヘッドライトが基準に達していなかったからだ。しかし、今回は違う。2018年型マツダ「CX-5」が待望の最高評価を獲得し、素晴らしいことにIIHS試験でTSP+を獲得した唯一の小型クロスオーバーSUV となったのだ。

決め手となったのは、もちろんヘッドライトの性能だ。TSP+を獲得するためには、複数の衝突試験で優秀な成績を収めた上で、ヘッドライトの項目においても最も高いGood(優)の評価を得なければならない。CX-5は、米国では2018年3月以降、全トリムに採用された(ベース・グレードの「Sport」ではオプション)アダプティブ・ヘッドライトがGoodを獲得。Sportモデルに搭載されている標準のLEDヘッドライトも2番目に高い評価の「Acceptable」(良)を獲得した(日本版編集部注:この試験でGoodの評価を得たヘッドライトは、カーブの曲がる方向を自動的に照らす「アダプティブ・フロント・ライティング」だけでなく、自動的にハイビームとロービームを切り替える「ハイビーム・コントロール」も含みます。日本仕様は「ハイビーム・コントロールシステム」またはさらに高度な「アダプティブ・LED・ヘッドライト」が全車に標準装備されています)。CX-5はまた、運転席側と助手席側の両方におけるスモールオーバーラップ前面衝突試験を含む全ての衝突試験でGoodの評価を得た。前方衝突回避技術では6ポイント中5ポイントを獲得し、これも最も優れている「Superior」と見なされた。

CX-5に限らず、小型SUVのカテゴリーには様々な安全機能が用意されている。ホンダ「CR-V」ヒュンダイ「ツーソン」起亜「スポーテージ」マツダ「CX-3」三菱「アウトランダー」の5車種は、いずれも衝突試験でGoodを獲得したCX-5に相当する評価を得ている。前面衝突回避技術の点ではCX-5を凌ぐ6ポイントを獲得している。しかし、どれもヘッドライトはAcceptableで最高評価は得られず、標準のヘッドライトはさらに低い「Marginal」(可)または「Poor」(不可)の評価となった。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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