【ビデオ】ポルシェ、創業70周年を記念して「クラシック プロジェクト ゴールド」と呼ばれるレストモッド計画を発表! 完成したらオークションへ
プレゼントは他人に贈るものという常識を覆し、ポルシェは創業70周年を記念して、自らの誕生日プレゼントを製作中だ。後日、それはオークションに出品され、最高値で競り落とした人のものになるという。

同社のクラシックカー部門「ポルシェ・クラシック」は、これを「クラシック・プロジェクト・ゴールド」と名付けた。現時点で明らかになっているのは、線描画と42秒の『ビジョン。発見され、高められる』と題された映像、そして思わせぶりな文言だけだ。その中で一番長い文章には「そのクラシックなボディは出発点。最終的に本当にユニークなクルマとなるのです。ポルシェ・クラシックのワークショップで製作され、このスポーツカー・マニュファクチャラーのデザイナーたちによって個性が導き出されます」とある。

線描画を見る限り、それは1990年代の993型「911」の上部のようだが、スケッチが進むにつれ、993型を越えたものであることが判る。「959」のようなダクトが開いたリアのフェンダーや、一度見たら忘れないリア・ウイングの形状は、日本でもごく少数が販売された993型911の「ターボS」を思い出させる。しかし、製作途中のボディでベールによって隠されているフロント・ウィンドウからルーフライン、テールエンドにかけてのプロポーションは独特なものになるのかもしれない。フロント・フェンダーのサイド・マーカーがあった場所のへこみに、デザイナーが何やら小さなプレートを合わせている場面にも注目したい。

ポルシェはこの特別なクーペについて、毎週公開されるビデオで少しずつ明らかにしていくとしている。『ビジョン』の次は『洗練。ラッカーとレーザー』『クラフトマンシップ。縫い目とステッチ』『コーティング。保護と保全』『マリッジ。エンジンと電気系統』と続き、8月24日にオンラインでその全貌が公開される予定だ。実車は米国カリフォルニア州モントレーのラグナ・セカで9月27日に開催される第6回「レンシュポルト リユニオン」で披露されるという。そして10月27日、アトランタにあるポルシェ・エクスペリエンス・センターで行われるRMサザビーズ主催のオークション「ポルシェ創業70周年記念セール」に出品される70台の1台として、この唯一無二のクルマが競売にかけられることになっている。「セール」とは言ってもバーゲンという意味とは正反対の高値がつくことは間違いない。




By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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