ダグラス「DC-3」の機体を利用したキッチンカー「DC-3 グルメ」が誕生!
キッチンカーといえば配達用バンを改造したものと決まっているわけではない。伝統的な四角い箱形のボディは確かに便利かもしれないが、もう少し空力性能に優れたものだって存在する。それがダグラス DC-3をベースにしたこのキッチンカーだ。だが、我々の目には、その半分に切り取られたギラギラ光る航空機が、まるでアルミ箔に包まれた巨大なブリトーのように見えなくもない。

この「DC-3 グルメ」と名付けられたキッチンカーは、アメリカン航空とロサンゼルスにあるトゥモロー航空博物館(Tomorrow's Aeronautical Museum)による共同事業だ。第二次世界大戦で活躍したこの航空機は、ネバダ州の航空機廃棄場からコンプトン空港近郊の同博物館に輸送され、新たなキャリアのために改装された。半分に切られた機体のほとんどの部分がキッチンとして使用されている一方、コックピットは利用客が見物できる展示部分として残されている。この近くには10万機以上のDC-3が作られた伝説の地、ロングビーチ空港があり、そのうち数百機はまだ飛べる状態にあると推測されている。

この航空機を利用したキッチンカーは、資金集めのイベント用や同博物館の呼び物として製作された。Instagramに投稿された写真に見られるカラーリングは、1940年代のアメリカン航空のDC-3風に仕上げられたもので、現在の同機には「フラッグシップ・コンプトン」という名前が付けられている。その狙いは、地域周辺にこれまで以上の賑わいをもたらし、地元の若者に航空業界への就職を促すきっかけを作ることだ。DC-3をキッチンカーに仕立てるというアイディアは、ノスタルジックな航空機の雰囲気も相まって好調なスタートを切るだろう。


「これは公式発表です。@dc3_gourmetの一般公開が始まります。これまでで最もユニークな食体験を提供します。」

By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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