買えなかった人に再びチャンス到来! フォードが新型「GT」の購入申し込み受付を今年後半に再開
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自動車メディア『Motor Authority』が入手した情報によれば、フォードは新たに2019年モデルの「フォード GT」の申し込み受付を今年の第4四半期(10月から12月)に開始するという。同社がGTの生産を2020年10月まで延長したので、今年はGTが生産される4年間の3年目に当たる。以前に購入を許可されなかった申込者が再び申し込みを更新することも可能だし、もちろん新たな購入希望者が申し込むこともできる。

ご存じのように、大金を積むだけでは生産台数が限られるフォード GTを購入することはできない。フォードの審査をパスして、GTオーナーに相応しい人物であると認められなければ売ってもらえないのだ。審査の内容は、最初の発売時から変更されていない。希望者はこれまで所有したフォード車とそれらに対する情熱を可能な限り示す必要があり、一般にも公開されている60秒の映像で、"あなたのスタイル(Your Style)"を自由にアピールすることになる。最初の購入希望者の作品の中にも数多くの素晴らしい映像があった。購入に必要な45万ドル(約5,000万円)を用意した6,506人の申込者が、究極のフォードのブランド大使になれることを証明しようとしたのだ。

フォードは予定通り申し込み受付のスケジュールを進めているものの、車両の生産を行うカナダのマルチマチック社では生産スケジュールが遅れている。予定されていた1日1台を生産できるようになるまで、予想外に多くの時間が必要だったのだ。2017年モデルは250台分の契約だったが、実際には138台しか製造できなかった。フォードは4年間で1,000台の生産を確約しているため、納車時期が多少遅れても間違いなく全てのクルマが納車されると語っている。

なお、今年の特別仕様車「ヘリテージ・エディション」は、待望のそして有名なガルフ・カラーを忠実に再現したものになると思われる。フォードはこれまで、1966年にル・マン24時間レースを米国車で初めて制した「GT40」のカラーリングを引用し、ブラックのボディにシルバーのラインを組み合わせた「GT'66ヘリテージ・エディション」を2016年に発表。翌2017年には1967年にフォード GT40がル・マンで2連覇を果たした時の赤いボディと白いストライプを施した「GT'67ヘリテージ・エディション」を発表した。となれば今年のヘリテージ・エディションは、1968年にル・マン3連勝目を達成したカーナンバー9のGT40に因み、ライト・ブルーとオレンジ色のガルフ・カラーを纏うことになるだろう。

最近になって財を成した人は、申し込み受付が開始する前に、古くからのフォード・ファンを圧倒するような「エスコート」や「プローブ」などのフォード車コレクションを買い集め、SNSで大いに自慢するための時間が、おそらくまだ2~3カ月はある。まずはケンタッキー州までの片道切符と、中古車情報サイト『Auto Trader』の紙コピーを用意するところから始めよう。


By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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