フォードが、英国空軍イーグル飛行中隊の戦闘機をテーマにカスタムされた特別な「マスタングGT」を公開!
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フォードは先月、トップ・ドリフターのヴァン・ギッティンJr.と開発し、特別にカスタムした2018年型フォード「マスタングGT」を今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに出場させると予告した。その時、公開されたティーザー画像は1枚だけだったが、今回ようやく詳しい情報と共に多くの写真が公開された。第二次大戦時代の戦闘機をテーマにしたこのクルマは、最高出力700hpを発揮するスーパーチャージドV8エンジンを搭載する。

第二次大戦時代の戦闘機とは言っても、マスタングと同名の戦闘機「P-51 マスタング」ではなく、英国空軍「イーグル飛行中隊(イーグル・スコードロン)」が使った戦闘機「スピットファイア」だ。この戦闘機が題材として選ばれた理由はいくつかある。まず、同車はエクスペリメンタル航空機協会(EAA)を支援するオークションに出品されること。航空機がテーマであることには納得できるだろう。また、今年は英国空軍の設立100周年でもある。そして米国車がイーグル飛行中隊の戦闘機をテーマに選ぶということに意味がある。なぜなら、同隊に参加したのはアメリカ人の志願パイロットたちだったからだ。


イーグル飛行中隊の戦闘機からペイント・スキームを引用したほか、このマスタングにはギッティンJr.のRTRヴィークルズ社によるカーボンファイバー製のワイドボディ・キットやカスタム・グリル、ライト、ホイールを装着。インテリアは、シートが茶色のレザー、内張りは黒いスエードで仕上げられ、シートの背もたれにはイーグル飛行中隊の記章が刺繍されている。特筆すべきクールなディテールとしては、本物のスピットファイアの金属部分から造られた特別なアルミニウム製バッジ、そして「F-35ライトニング」の一部を溶かして造ったというシフトノブ上部の金属部分だ。


この特別仕様のマスタングは、走りも素晴らしいに違いない。5.0リッターV8エンジンは前述のようにフォード・パフォーマンスのカタログからスーパーチャージャーを装着し、ハイオク・ガソリンと12psiのブースト圧で最高出力700hp、最大トルク84.3kgmを発生。トレメック製6速マニュアル・トランスミッションと、同じくフォード・パフォーマンスが提供する強化リア・アクスルを介して後輪を駆動する。サスペンションはフォードの「MagneRide」ショックアブソーバーに、フォード・パフォーマンスによるローダウン・スプリングを組み合わせ、RTRのアンチロールバーも追加されている。

7月12〜15日に英国で開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、ギッティンJr.がヒルクライム・コースを走らせた。今後は26日に米国ウィスコンシン州で行われるEAAのイベントでチャリティオークションに出品される予定だ。落札者は8月のウッドワード・ドリーム・クルーズに招待され、そこでこのマスタングを受け渡されることになるという。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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