工夫が満載!! ホンダ「N-VAN」のこだわりのポイントとは!?(外装編)
Related Gallery:2018 Honda N-VAN 02

ホンダN-VAN(エヌバン)」は、ホンダの軽バンにおいて、19年ぶりのモデルチェンジなだけに様々な工夫がなされている。そこで、今回は外装のこだわりポイントをご紹介しよう。

まず、バンとして重要な積載性だが、N-VANには、画像のような段ボールが41個も積載可能だ。これはエンジンレイアウトをFF化することで室内長は短くなったものの、エンジンが荷室の下から無くなったため、低床化することが可能となり、以前よりも荷物を多く、積みやすくすることができるように進化している。


ところが、積載性を追求していくと、スペアタイヤの置き場に困ったという。

最近の乗用車は、スペアタイヤを装備しないことで、重量を軽くして燃費を改善したり、使われず捨てられる無駄を無くすという目的で、スペアタイヤの装備をパンク修理材に置き換える流れが主流だ。

しかし、N-VANでは、バンという性格から、メンテナンス不足やハードに使われることの多い、工事現場でのパンクなどが想定され、ユーザーからスペアタイヤの装備は強く求められていたとのこと。

スペアタイヤを効率的に装備するためには、設置場所としてバンパーの裏しか確保できない結論となったが、バンパーを外さなければならないという問題に直面。それならば、逆にバンパーを外しやすくしようと工夫され、3分割で真ん中だけ簡単に取り外せる構造に工夫したとのことだ。

このような背景で、積載性を殺さず、スペアタイヤの取り出し性もUPした、こだわりの新しいバンパーが開発されたというわけだ。


ボディパネルにもこだわりの工夫がなされている。それは、「N-BOX」には無いボディサイド、リヤゲートの3本ラインのビート(凹凸)だ。

これは、トラックの荷台や、スーツケースなどで凹凸をつけることで強度を高める手法を取り入れたものだ。真横にこのビートを通すことで、パネルを厚くすることなく、強度を持たせることができるとのことだ。

ちなみに、強度を高めるためにはトラックの荷台のように3本ではなく、全体的にビートを配したほうがよかったのではないかと質問したところ、バンとして商店の名前などを入れる際に、フラットな面があったほうが良いという点と、パネルの中央に凹凸がついていることで、万が一狭い路地などで、こすってしまった際に、凸部がこすれることで、商店名などが傷つきにくくなることも配慮しているとのこと。

また、パネル全体をフラットにすることで、荷室の空間を確保したいという点もあり、3本のビートを入れることにより、パネル全体がフラットでありながら、強度を保つことができたとのことだ。なお、このフラットな面はフラットに見えるN-BOXよりもさらにフラットになっているのだ。




N-VANには、3タイプのモデルが用意されている。左から標準モデル、+STYLE FUN、+STYLE COOLだ。

同じように見えるボディだが、+STYLE COOLだけはハイルーフではく、ルーフの低さにこだわったロールーフが採用されている。荷物を満載できるN-VANとしてはロールーフは異色だが、背の高いものを積むことがなく、よりスタイリッシュなデザインに共感できる人には良さそうだ。


標準モデル(ハロゲンバルブ)


+STYLE FUN(LED)


+STYLE COOL(ハロゲンバルブ)

ヘッドライトは、ハロゲンバルブの他、+STYLE FUNには、軽バンモデルでは珍しく、こだわりのLEDが採用されている。LEDにすることで、一般的なバンとは一線を画す、今風のフェイスを実現している。

なお、本来+STYLE COOLは、ステップワゴンのスパーダのような仕様で大型メッキグリルが採用されたモデルなので、LEDヘッドランプが装着されていてもおかしくないが今回はハロゲン仕様となっている。

理由を質問したところ、さすがに3種類のヘッドライトユニットを新たに作ることはできず、クールのメッキグリルに、LEDヘッドライトを装着したところ、クールというよりはかわいい印象になってしまったため、あえてクールを演出するためにハロゲンバルブのヘッドライトをこだわって選んだとのことであった。

N-BOXとあまり変わらないのでは!?と思っていたが、随所にこだわりのポイントが盛り込まれているのがN-VANなのだ。


■関連リンク
ホンダ 公式サイト
http://www.honda.co.jp

■関連記事
「バモス」「アクティバン」が消滅し19年ぶりに商用軽がフルモデルチェンジ!! 人への配慮が満載のホンダ「N-VAN」発売!!

ホンダ「N-VAN」が、特におひとり様におススメな訳とは!?