驚き?それとも納得? ブランド忠誠度(次も同じブランドのクルマに乗り換える率)が低い自動車メーカーのランキング
1位 クライスラー:16%
先ほどご紹介した「最もブランド忠誠度が高い自動車メーカー」とは逆に、顧客が次も同じブランドのクルマに買い換える率が最も低かったのがクライスラーだ。「パシフィカ」は良いクルマだし、「300」も古参モデルとはいえまだまだ魅力的だから、この結果は少々驚きだ。とはいえ、この2台だけではどうにもなるまい。エントリー・バイヤーが別の自動車メーカー、例えばフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)傘下の他のブランドから移動してくればよかったが、そういった筋書きにならないことは読み進めていけばお分かりになるだろう。


2位(同率) スマート:19%
今回の調査結果で驚いたのは、スマートがクライスラーに勝ったことに尽きる。スマートは悪いクルマではないものの、実用性に欠けるし価格も高い。しかも米国では現在、2人乗りの電気自動車しか販売されていないのだ。ガソリン・エンジン搭載モデルが販売されていた時だって、同じ価格帯でもっと大きなクルマと比べても、特に燃費が優れているというわけではなかった。

2018 Dodge Challenger T/A in Plum Crazy
2位(同率) ダッジ:19%
ダッジはスマートと同率の19%だった。ダッジのラインナップには「チャレンジャー」「チャージャー」「デュランゴ」「ジャーニー」「グランドキャラバン」と、スマートよりは豊富なバリエーションが揃っているが、エントリー・レベルのクルマは1台もない。また、"高齢化"しているダッジ車の中には魅力的なものもあるが、やはり設計の古さは否めない。ジャーニーとグランドキャラバンに至っては、こうした時代遅れの遺物をダッジが今なお売ろうとしていることにショックを覚える。


4位 三菱:21%
順位が低くても驚きを感じないブランドの1つと言えるだろう。ここ数年、三菱は魅力的なクルマを発表してこなかったので、売り上げも芳しくなかった。三菱車オーナーがそもそも少ないということも、ブランド忠誠度が高くならない原因としてあるかもしれない。しかし、三菱はこの数ヶ月間に着実に売り上げを増やしており、状況は変わりつつあるようだ。

2018 Fiat 500
5位 フィアット:22%
ちっぽけなラインナップ(いろいろな意味で)と、冴えない売り上げにも拘わらず、フィアット・クライスラー・ファミリーの中ではラム、ジープに続く上から3位だ。とはいえ、米国で販売されている全自動車ブランドの中では下から5位。FCAの苦境ぶりが分かるだろう。フィアットは最近、米国仕様の「500全モデルにパワフルなターボ・エンジンを導入して商品性を高める努力をしている。

今回の調査を発表した『Edmunds』では2007年と2017年の結果を比較しており、クライスラーは29%から16%に、ダッジは37%から19%に大きく減っていることが分かる。


By AUTOBLOG STAFF
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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