日本車メーカーがトップ3を独占! ブランド忠誠度(次も同じブランドのクルマに乗り換える率)が高い自動車メーカーのランキング
自動車メーカーの格付けを測るには様々な尺度がある。品質、顧客満足度、リセールバリュー。その1つが"ブランド忠誠度"と呼ばれるものだ。これはあるブランドのクルマを所有した人が、次も同じブランドのクルマに買い換える割合を示す数値で、オーナーが惚れ込むクルマ、オーナーから信頼を得られたクルマを作っているのが、どのメーカーなのかということが分かって興味深い。

新車・中古車の販売情報を提供する米国の『edmunds』が発表した最新のブランド忠誠度の調査結果から、オーナーの信頼が厚かった上位5ブランドをご紹介しよう。なお、この調査は米国の消費者を対象とするものだが、日本の読者の皆さんも参考までにご覧いただきたい。日本車メーカーが米国市場でも非常に高い信頼を得ていることが分かるはずだ。


1位 トヨタ:63%
これは極めて順当な結果だろう。トヨタは、特別に魅力的なクルマでないとしても、信頼性と実用性に関して確実にオーナーを納得させるだけの、ダイヤモンドのごとく硬くゆるぎない評判を築き上げてきた。購入者がクルマを下取りに出して同じブランドの別のモデルに買い替える率が6割を超えるブランドはわずか3社。トヨタはそのうちの1つだ。信頼性や実用性に関しては文句がないにせよ、これまで運転すると退屈なクルマが多かったトヨタだが、新型「カムリ」のように最近ではそれも変わりつつある兆候が見られる。


2位 スバル:61%
"Love, it's what makes a Subaru, a Subaru.(愛、それこそスバルをスバルたらしめるもの)"。このスローガンこそ、まさにスバルのオーナーがスバルを選び続ける由縁だろう。スバルの実用性、全輪駆動、そしてパンケーキのような薄型のエンジン設計の組み合わせには魔法のような不思議な力があるに違いない。フルモデルチェンジした新型「インプレッサ」や「クロストレック」(日本名:「XV」)、スポーティな「WRX」と「BRZ」、室内の広い「フォレスター」や「レガシィ」、3列シートの「アセント」と、豊富なラインアップも楽しめる。


3位 ホンダ:60%
同じブランドのクルマに買い替える率が60%を超える日本車メーカー・トリオの最後を飾るのはホンダだ。最新のホンダ車を考えればそれも当然だろう。新型「アコード」や「シビック」といった定番モデルは、乗り心地、ハンドリング、スタイル、そして新型ターボ・エンジンによって特にトルクが、これまで以上に向上した。その他のラインアップも使い勝手のよい「フィット」から広々とした「オデッセイ」まで堅実なモデルがそろっている。

2019 Ram 1500 Rebel
4位(同率) ラム:54%
ラムが4位に入ったことは様々な理由から興味深い。つまりこの結果は、ラムがブランド忠誠度の最も高い米国車メーカーであり、トラック・ブランドであることを示している。「F-150」や「シルバラード」を乗り継ぐ人の数が、フォードとシボレーのその他のクルマとまとめられてしまうため、ピックアップ・トラックの分野では確かにラムが若干有利ではある。とはいえ、同様にトラック専門ブランドのGMCが僅か35%に過ぎないことと比べても、ラムの優秀さが分かるはずだ。同じフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の中で人気の高いジープでさえ、41%に留まる。それ以外のFCAのブランドは(後ほど別の記事でご紹介するが)軒並み苦戦している。

2018 Chevrolet Camaro
4位(同率) シボレー:54%
ラムと同率だったシボレー。もしかすると、これはラムよりも印象的な結果かもしれない。シボレーにはシルバラード、「カマロ」、「コルベット」といった忠実なファンを持つニッチなモデルだけでなく、「マリブ」や「クルーズ」のような特徴の薄い大衆車も含まれるからだ。確かにシボレーのスポーツカーは同クラスのライバルと比べても成功を収めている。それ以外の大衆向け製品も、実際に乗ると快適なクルマだ。

それ以外のブランドを見ると、ヒュンダイが52%で6位、起亜は51%で7位と、韓国メーカーは僅差でベスト5入りを逃した。今回の調査を発表した『Edmunds』では2007年と2017年の結果を比較しており、マツダが23%から44%に大きく伸びていることも分かる。


By AUTOBLOG STAFF
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

■関連記事
驚き?それとも納得? ブランド忠誠度(次も同じブランドのクルマに乗り換える率)が低い自動車メーカーのランキング

■関連動画