アリエル、全てが刷新された新型「アトム4」を発表! 595kgの車体に最新型ホンダ「シビック TYPE R」のエンジンを搭載
Related Gallery:Ariel Atom 4

アリエル「アトム」のファンに朗報だ。全く新しいアトムが誕生する。デザインは、1990年代後期に誕生したオリジナルを踏襲する先代から大きくは変わらないものの、アリエル社によると第4世代の「アトム4」は全てが刷新されているという。

実際に車体の設計は完全に見直されており、アトム3から引き継がれたパーツはクラッチ・ペダル、ブレーキ・ペダル、フューエル・キャップの3つのみ。たった、それだけだ。

アトム4が搭載するエンジンは、最新型ホンダ「シビック TYPE R」の2.0リッター直列4気筒VTECターボ。最高出力320hpを発生するこの「K20C」エンジンが、シビックより800kg近く軽い車両重量595kgの車体に積まれるため、0-60mph(約96.6km/h)加速2.8秒、0-100mph(約161km/h)加速はなんと6.8秒となっている。最大トルク420Nmは、アトム3.5のエンジンが発生するトルクより75%多いだけでなく、スーパーチャージャー付きアトム3.5のユニットまで余裕で負かし、35%上回る。チューブラー製シャシーのねじり剛性は先代から15%向上、ボディワークは空力性能が改善された。サスペンション、ステアリング、ブレーキ、シート、計器類まで刷新されている。

アトム4は英国で年間100台ほどが受注生産されるほか、米国でもライセンス生産される。アリエル社によると、米国製モデルも英国製と同一のスペックになるという。この新世代アトムは、欧州とオーストラレーシア(オーストラリア、ニュージーランド、ニューギニアを含む、南太平洋地域の総称)全域で2019年から合法的に販売するため、型式認証が取得される。

アリエル社の責任者トム・シーベルト氏は「長年、我々は小規模な欧州のメーカーとして存在してきましたが、我が社のクルマは、欧州だけでなく世界の他の地域でも大きな需要があります。英国製の少量生産車は、多くの異なるレベルで魅力的であり、型式認証は我々がこの先そうした市場で効果的にサービスを提供するための鍵となります」と語る。新たに型式認証を取得した地域では、新しいアリエルのディーラーが設立されることになる。

新型アトム4は、英国で現在開催中(7月12日~15日)のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで実車が公開されている。


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Related Gallery:Ariel Atom 4


■関連記事
【試乗記】「素晴らしい減速! 前頭葉がシビレる~!」 アリエル「アトム3」に乗る

ホンダとアリエルがエンジン供給の契約を更新

【ビデオ】どうなる無限対決! ホンダ「CR-Z MUGEN」vs アリエル「アトム」無限仕様

■関連動画