メルセデスAMGが「エレクトリック・シルバー・アロー」を間もなく公開
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メルセデスAMGから先日ティーザー画像が公開された謎の新型コンセプトカーが、8月26日のペブルビーチ・コンクール・デレガンスで正式発表されるという情報が入ってきた。

大胆な照明に照らされたクルマの模型には「Sculpture Aesthetics Progressive Luxury」という題名が付けられているだけで、今のところ実車に関する情報はほとんど明らかにされていない。おそらくメルセデスが新たに展開する電気自動車のサブブランド「EQ」のイメージを高める役割を担うコンセプトカーになると思われる。

一見すると、1990年代に大ヒットした映画『バットマン』シリーズに登場する「バットモービル」を連想するかもしれないが、このシングル・シーターの流線型ボディのインスピレーションになっているのは、1930年代のグランプリレーサーに"ストリームライン"と呼ばれる車輪を覆ったボディを装着した速度記録挑戦用車両の数々だ。約80年前、「W125」はルドルフ・カラツィオラのドライブによってアウトバーンで432.7km/hという公道上の最速記録を打ち立てた。このコンセプトカーの社内での通称も、当時に敬意を払ったものとなっており、「エレクトリック・シルバー・アロー」と呼ばれていると米国の自動車メディア『Wards Auto』が伝えている。

同メディアによれば、この新しいコンセプトカーには「SLS AMG クーペ エレクトリック ドライブ」の性能を超える新開発の電動ドライブトレインが搭載されるという。2012年に発表されたSLS AMG クーペ エレクトリック ドライブは、総電力量60kWhのリチウムイオン・バッテリーと4基の電気モーターを搭載し、最高出力552kW(約750ps)、最大トルク1,000Nmを発揮した。

このコンセプトカーがそのまま量産化される可能性は低いが、そのデザインやテクノロジーは今後のEQモデルを予見するものになるはずだ。EQモデルは2022年までに10車種の発売が予定されている。この新しいサブブランドに注目を集めるため、ダイムラーが高性能電気自動車に対する投資を増やすことは間違いないだろう。


ByAntti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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