サイドミラーの代わりにカメラとディスプレイを搭載! アウディが新型電気自動車「e-tron」のインテリアを遂に公開
Related Gallery:Audi e-tron concept interior

我々はこれまで、幾何学模様のようなカモフラージュに覆われたアウディ「e-tron」のプロトタイプを何度も目にしてきたが、内装については謎のままだった。しかし、遂にアウディがこの電動クロスオーバーのインテリアの画像をいくつか公開した。

キャビン内で目立つ特徴の1つは、通常ならサイドミラーが設置されている場所の近くの車内両サイドに7インチのOLEDディスプレイが搭載されていることだ。サイドミラー自体は取り除かれ、代わりにリアビュー・カメラが取り付けられている。これらのディスプレイには高速道路、曲がり角、駐車場という3種類の視点を映すことができる。アウディは、市販車でこのような装備が採用されるのはe-tronが最初になるだろうと述べている。また、従来型のサイドミラーが無くなったことや、アクティブ・エアロと高速走行時に車高が下がるエア・サスペンションによって、e-tronのCd値(空気抵抗係数)は0.28にまで抑えられた。

画像を見た限り、内装に関しては細部に至るまで、既に市販可能なレベルにまで出来上がっているように思われる。ダッシュボードとインストゥルメント・クラスタには、発表されたばかりのフラッグシップSUV「Q8」のものとよく似た大きなスクリーンが設置されている。e-tronのオーディオ・システムは、デンマークの音響メーカー「Bang & Olufsen(バング&オルフセン)」によるもので、16個のスピーカーと705ワットのアンプで構成される。これらは全て、市販モデルにもそのまま採用されるだろう。アウディは当初、8月30日にブリュッセルでe-tronを発表する予定だったが、ルパート・スタッドラーCEOの逮捕により延期された。予定より少し遅れて米国サンフランシスコで公開されることになっている。

市販モデルのパワートレインについての詳細はまだ明らかにされていないが、容量95kWhのリチウムイオン・バッテリーを搭載し、燃費の国際基準WLTP(Worldwide harmonized Light vehicles Test Procedure:乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法)による航続距離は400km、最大150kWのDC急速充電が可能で、これにより約30分で充電が完了すると発表されている。



By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Related Gallery:Audi e-tron concept interior


■関連記事
【フランクフルトモーターショー2015】アウディ、航続距離500kmの美しいEV「e-tron クアトロ・コンセプト」を発表

アウディが間もなく発売する新型電気自動車「e-tron」の航続距離を発表! WLTPでは予想を下回る数値に 

アウディ、CEO逮捕を受け「e-tron」の発表を延期