映画『007 ゴールデンアイ』に登場したアストンマーティン「DB5」がオークションに!
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『007』シリーズに登場したアストンマーティンDB5」と言えば、誰もがまず『007 ゴールドフィンガー』を思い浮かべるに違いない。映画史に残る名車と名画の組み合わせだ。しかし、ジェームズ・ボンドがDB5でカーチェイスを繰り広げる作品はそれだけではない。映画プロデューサーは、ピアース・ブロスナンという俳優を、成功したかつてのショーン・コネリーと同様にボンド役として確立させようと、1995年公開の『007 ゴールデンアイ』でブロスナンにDB5のステアリングを握らせ、山道を走らせた。

『ゴールデンアイ』でブロスナン演じるジェームズ・ボンドは、白いフォード「マスタング」ではなく、女優ファムケ・ヤンセンが運転する、伝えられるところによるとレンタカーの、赤いフェラーリ「F355」と、カーチェイスを演じる。映画の公開から数年後の2001年に、このDB5は20万ドル(現在のレートで約2,200万円)で売却された。映画で実際に使用された正真正銘のボンドカーであることを考えれば、それほど途方もない金額には聞こえないかもしれないが、当時、ボンド関連のコレクションとして売却された品物の中では最も高額だった。2010年10月には『ゴールドフィンガー』のDB5がオークションに出品され、291万2,000ポンド(現在のレートで約4.3億円)という金額で落札されたが、この夏『ゴールデンアイ』のDB5がこれを超えることはないだろう。このクルマは、納屋で見つかったいわゆる"バーン・ファインド"でもなければ、撮影後に行方不明になっていたわけでもなく、英国の国立自動車博物館など、いくつかの博物館に展示されてきた。

ボナムズは、この『ゴールデンアイ』に登場したDB5を、7月13日にグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで開催されるオークションに出品する。予想落札価格は120万から160万ポンド(約1.8億円から約2.4億円)と、『ゴールデンフィンガー』のDB5が叩き出した額の半分、もしくは半分にも満たない。しかし、このクルマが実際に映画で使われたシルバーのアストン・マーティンであり、レストアされるクラシックなアストンマーティンの多くがシルバー・バーチで塗り直される理由の1つとして信じられていることは確かだ。


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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