2018 スーパーGT第4戦が6月30日から7月1日にかけて、チャン・インターナショナル・サーキット(タイ)で開催された。

GT500クラスでは、予選で3番手に付けた39号車 DENSO KOBELCO SARD ヘイキ・コバライネン/小林可夢偉組がスタート直後に17号車KEIHINをパスして2位に浮上すると、さらにレース中盤にも16号車MUGENをパスしてトップに立ち、その順位を守りきって今季LEXUS勢の初優勝を飾った。


今季は本格的な夏を迎える少し前のタイミングに移動したタイ戦では、予選時にスコールの影響を受けたものの、決勝は概ね快晴で決勝レースを迎えた。

ポールポジションからスタートした16号車MOTUL MUGEN NSXは、序盤こそ安定してレースを運んでいたものの、19周目のターン3立ち上がりでGT300クラスに引っかかってイン側のラインを取ったところを、2番手に浮上していた39号車ヘイキ・コバライネンが見逃さず、アウト側からオーバーテイクにかかる。
ターン4ではイン側に入る39号車がそのままMOTUL NSXをパスしてトップに浮上すると、37周目にピットイン。マシンを小林可夢偉に託して後半スティントに突入。


予選では下位に沈んだLEXUS勢だったが、他陣営がトラブルやピット作業のロスなどで順位を落としていく中、45周目には1-2-3-4位を39号車、6号車WAKO'S、19号車Weds Sports、36号車auのLEXUS勢が上位を固めていく。


中でも36号車の第2スティントを担当した関口雄飛のペースは目を見張り、レースも終盤を迎える56周目には2位の6号車をパスすると、トップをゆく39号車を鼻先にまで捉える。

4年前にも36号は、12番手スタートから優勝したこともあり、チームはこのコースを得意としているとあって、小林を攻略すべく関口はマシンを軽やかにドライブする。しかし、ファイナルラップを迎えるストレートエンドで突如の失速を喫し、3位の6号車にパスされると、続く4位のWedsSportsにも抜かれてしまう。36号車は怒涛の追い上げで消費したガソリンが最後までもたず、ガス欠によってファイナルラップでコースサイドにマシンを止めてしまい、最後の最後で悔しいリタイアを喫してしまった。

この結果、39号車 DENSO KOBELCO SARD LC500が今季初優勝を飾り、2位には6号車 WAKO'S LC500、3位に19号車 Weds Sports LC500が続いた。


ポディウムではシャンパンが用意されず、シャンパンファイトがなされないまま暫定表彰式が終わるハプニングがあったが、LEXUS勢の今季初優勝、さらに上位4台を独占した最高の結果を残した。

なお、ホンダ勢は5位に16号車 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀/中嶋大祐組が、日産勢は6位に12号車 カルソニック IMPUL GT-R 佐々木 大樹/ヤン・マーデンボロー組が入った。

次戦第5戦は8月4-5日(土-日曜)に静岡県・富士スピードウェイにて、500マイルの長距離で開催される。